>>245 

 『深川の職場から夜遅く、旭川の自宅に帰宅途中の出来事だった。12号線、神居台場の坂にさしかかった。ここは火葬場も近くて不気味なところだった。
  ふと棺を運ぶ、喪服姿の葬列が歩道を歩いているのが目に入った。
  ああ、葬式があったんだなと思ったが、考えてみればそんな時間に葬列なんてあるはずが無い。
  そう思った瞬間、棺桶の蓋が開き、中からあるものが飛び出した。恐ろしいモノだった。
  私は夢中で自宅へ逃げ帰った。後日、その棺桶から出てきたモノが何であったのか、友人二人に話したが、その友人が二人とも台場の近くで事故を起こしたので
 ここで何が棺桶から出てきたのか教えるわけにはいかない。私もそれ以来数回台場近くで重大事故を起こしかけている』
  
  という話です。以来、夜更けはとおりたくない・・・