その寺の境内に乞食の父子が暮らしていた。
しかし、ある時、父親が病にかかり、床に伏してしまった。
子はある人から、父の病は不治の病で、治すには子供の生き肝を与えるしかないと聞く。
そこで子は近所の子供をさらっては殺し、生き肝を取り出して父に与えた。
何人も何人もさらって殺した。

という話だったと思います。
結局は警察により捕まったということです。
神戸や酒鬼薔薇なみの恐ろしい事件だから、西条の者は結構伝え聞いて知っているんですね。