心霊スポット北海道
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0001あなたのうしろに名無しさんが・・・
NGNG0943あなたのうしろに名無しさんが・・・
NGNG雨竜沼の三つ又の奥にはウツという山があり、さらにその辺にある沼には
人など住んでいるはずがないのに人の声がしたり、筏が組まれていたりする。
また、二股とワッカウェンベツの間の蝦夷松林にもキムンアイヌが住んでいると申します。
ある冬の日のこと、狩人が雨竜川の川上に狩りに行ったときのこと。
森の中で三人が焚き火をしておりましたので、近寄ってみましたが人影は
かき消すように消えてしまいました。あとにはただ三張りの弓が残されているばかりで
あります。しかも奇妙なことには、雪の上で火を焚いていたのに雪が全く融けておらず、
雪の上に彼らの足跡さえ着いていないのです。
狩人は不審がりながらもその弓を村に持ち帰りましたが、それからは不思議と
猟に恵まれるようになったということです。
このキムンアイヌは性質が凶暴なものですが、煙草が大好きで、これを与えると大喜び、
決して悪さはいたしません。
そこで、奥地に分け入る狩人は用心のために必ず煙草を持参したと申します。
357 :天之御名無主 :03/08/31 16:13
雨竜川の源流には、日本最大の人造湖、朱鞠内湖があります。
シュマリナイとは、アイヌ語で「狐の川」の意。
ここは戦時中に作られたダム湖、哀れなタコ労働者の人魂が出る、
北海道有数のミステリースポットです。
0944あなたのうしろに名無しさんが・・・
NGNGといい、人々がイナウや酒を捧げる神の山でした。
山の中腹にはカムイシュネといって神が灯火を点ずるといい、そして山鳴りがあるときは
吹雪、暴風雨、疱瘡の流行の前触れとして人は警戒したと申します。
もし狩や山菜取りの最中でも人々は山鳴りを聞くと逃げ帰ったものでした。
そして伝染病流行の際はこの山が安全として皆で山中に避難したと申します。
ところで、本来インカルシペと呼ばれたこの山が何故今現在は「藻岩山」と呼ばれるか?
もともとモイワとはアイヌ語で小さな岩山の意、本来は隣の円山のことでした。
しかし明治時代に開拓使の役人が名前を取り違え、インカルシペがモイワとして
定着してしまったのでした。
0945あなたのうしろに名無しさんが・・・
NGNG上川盆地へと入りますが、その関所のごとく立ちはだかっておりまするのが
神居古潭の激流地帯。川が重要な交通路だった時代には、難所として大変に
恐れられた地帯であります。
それゆえに様々な伝説が伝えられておりますが、話者は違えど大概は似た内容であります。
まずは幕末の探検家、松浦武四郎が採録したものから。
太古、魔神が巨石で石狩川をせき止め、上川盆地の住民全員の溺殺をたくらんだ
ことがございました。それにいち早く気がついた熊の神が爪で岩をなんとか半分崩し、
ようやく水が流れるようにします。さて、魔神は企みを邪魔されて怒り、
熊に襲いかかります。
近くで舟の番をしていた創造神サマイクルカムイの妹がいち早く空知の国に走り、
そこにいた兄に急を伝えましたのでサマイクルは駆け戻って熊の神に加勢し、
魔神に斬りつけました。
魔神はこれはかなわじと退散したものの足が泥にはまり、もがいている内に
首を刎ねとばされ、敢えない最後を遂げたのであります。
その首はニッネシャパ(魔神の頭)という巨石になって水際に立ち、
胴は20mほどの岩になって残っております。サマイクルの太刀が勢い余って
周囲の岩に打ちあたった傷はエモシケシといって今も残り、そのそばには
魔神がぬかった跡が深さ三bにもなる岩穴になっております。
そばにはトゥレプサラニプといって、魔神が姥百合の根を入れていた袋までもが
岩になってしまい、現在まで残っております。
いにしえのアイヌはニッネシャパの岩にイナウを捧げて祈り、旅の安全を
祈願したものでした。
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