トップページoccult
1001コメント327KB

洒落にならないくらい恐い話を集めてみない?Part33

■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
0001960NGNG
「洒落にならないくらい恐い」話を集めるスレです。

■ローカルルール
1.長文を投稿する時はメモ帳等で全部書き終えてから一気に投稿すること。
2.「あまり恐くないかも」とか「作り話だが」等の前置きは厳禁。
3.オリジナルを投稿する時は、その時点で著作権を放棄臭いです。
4.投稿内容は実話や自作でなくても可だがコピペはわかるようにすること。
5.書籍や映画などの引用は、引用元を示して下さい。
6.人の話に点数をつけたりしない。

前スレhttp://hobby2.2ch.net/test/read.cgi/occult/1049056376/
0782あなたのうしろに名無しさんが・・・NGNG
  Λ_Λ
  ( ・∀・)   | | ガッ
 と    )    | |
   Y /ノ    人
    / )    <  >__Λ∩
  _/し' //. V`Д´)/
 (_フ彡        /  ←>>774&780
0783あなたのうしろに名無しさんが・・・NGNG

はじめて殴っててみる。ドキドキ・・・

( ・∀・)   | | ガッ
 と    )    | |
   Y /ノ    人
    / )    <  >__Λ∩
  _/し' //. V`Д´)/
 (_フ彡        /  ←>>780
0784あなたのうしろに名無しさんが・・・NGNG
おまいらもちつけ!

次のかたドゾー。
0785あなたのうしろに名無しさんが・・・NGNG
>>781
男っぽい文体でうまくやったと思ってたら思いがけず見破られたので、
素で出て来たのか?
0786ステファン ◆tr.t4dJfuU NGNG
もっと楽しい電波文ほちいのねん
0787あなたのうしろに名無しさんが・・・NGNG
わたしは電波じゃない。
いい加減にして。
0788あなたのうしろに名無しさんが・・・NGNG
>>762>>768
この板でも以前スレが立ってたケイブンシャの「怪奇・スリラー大百科」かと。
今や当然絶版。探してるけど全然手に入らない・・・( ゚д゚)ホスィ…
0789あなたのうしろに名無しさんが・・・NGNG
ケイブンシャ自体倒産しているからね。
他社で復刻されるようなものでもないし。まぁ、入手はほぼ絶望的かな?
0790坂付NGNG
>>785
俺自身が・・・・・ではないよな?

まず、会社員(しかも構成員の顔すらしらん部署のいくつもある) が周りが騒いでいるからって見ず知らずの人間の耳元で囁けるか?
それに、そんだけ大体的にやれば上司の耳にも入る。競争もありそうだからチクリだってあるだろう。
が、それもない。
あと水戸黄門的に正体が判る(しかもいいほうに)のも変。旦那のことも容姿など持ち上げる必要があったのか不明。
で、パーティ。もう訳分からん。
女の容姿も魅力的だったと言うのなら「気持ち悪い」と言う前に疑問を持つはず。
極め付けにデムパ入った難解な文。

以上のことから言われてた女本人の妄言と推測。
0791あなたのうしろに名無しさんが・・・NGNG
大体ブ男だろうがいい男だろうが、社員食堂で飯食うのに
遠慮なんかするかバカ
レディースコミックの読みすぎです
0792あなたのうしろに名無しさんが・・・NGNG
坂付の文章も相当なモノと思われるが・・・
0793あなたのうしろに名無しさんが・・・NGNG
聞きたくない聞きたくない
0794768NGNG
>>788
ソレダー! アリガd
0795あなたのうしろに名無しさんが・・・NGNG
結局デムパのおちこぼれ軍団が統合してその魅力的なエリート女性の悪口を言ってたって事だろ。
それで自業自得な仕返しが来たと。
そういうことだろ。
0796坂付NGNG
>>792
やっぱり(w
仕事中のわずかなスキに一気に書いてるから添削しなかったんで。
見逃してちょ。
0797あなたのうしろに名無しさんが・・・NGNG
>>748は会社員から見るとツッコミドコロ満載ですな
これはこれで面白かったりして
0798うんちんぐNGNG
俺が大学生のころ、四谷の近くで一人暮らししてたときのこと。

その日、なんとなくだるかった俺は大学を一時間目で切り上げて
家に帰って早く寝よう、とマターリ自転車で帰っていた。
そのとき、俺は安い貧乏アパートみたいなのに住んでたんだけど、
はじめて見たときから、空気がよどんでいるというか、
天気のいい日でも薄暗い、そこだけ違う空間のようなアパートだと思った。
でも、親からの仕送りもない貧乏学生だった俺は、
贅沢も言えないので、家賃の安いそこに住んでいた。
そんで、ちょっと熱っぽさもあったものの、
途中コンビニで昼飯を買って、家に帰ってねっころがっていた。
0799うんちんぐNGNG
その日も、いつものとおり部屋が薄暗く、
隣りにビルがあるわけでもないのに日光があんまり入ってこないような、
全体的にどんよりとした部屋で、座布団を枕にしてぼ〜っとしてたら
ピンポーンと俺の部屋のチャイムがなった。
「どうせ勧誘とかセールスとかだろ。」
と思った俺は、出るのもめんどくさいので居留守を使った。

ピンポーン、ピンポーン、ピンポーン、

まるで俺が家にいるのを知っているかのように鳴り続けた。
「大家さんかな?」と思った俺は、ドアのレンズから外を見てみた。
しかし、誰もいない。
「やっと、あきらめて行ったか。」
そう思って再びねっころがっていたら、今度は電話が。

トゥルルルルルル、トゥルルルルル、トゥルルルルル、

電話は近くにあったのですぐに出た。
「はい、もしもし。」
しかし相手は無言だったので、すぐに切った。
「なんだよ、いたずらかよ・・・。」
でも、そのときはさっきのチャイムのこともあって
なんとなく薄気味が悪かった。
0800あなたのうしろに名無しさんが・・・NGNG
800grとー¥
0801うんちんぐNGNG
もう、なにがあってもでないからな。
と思ったおれは薄い毛布をかぶって寝ることにした。
俺の住んでたアパートの前は、車もあまり通らない静かな道で、
テレビも何もつけないと、部屋のなかはし〜んとしていた。
チッチッチッチッ・・・と時計の音が聞こえるぐらいだった。
けれど、その日はなぜかいつも聞こえるはずの時計の音がしない。
まったくの無音状態で、隣りの部屋のテレビの音もなにもきこえない。
今、この時間に、このアパートには俺しかいないような、
なんだかすこし怖くなってきたときだった。

コン、コン、コン、コン、

と、今度は俺の部屋の窓ガラスをだれかが叩く音がした。
さっきの勧誘の人に、俺が部屋にいるのがばれたのかな。
そう思って、窓の方を見ようとしたとき、ふと気がついた。

「あれ、俺の部屋って二階じゃん・・・。」
0802うんちんぐNGNG
そのことに気がついたら、一気に全身の鳥肌が立った。
そのアパートには、窓に小さなベランダがあるものの、
人がよじ登ってそこに入ることは考えられない。
でも、誰かがベランダにいる、絶対にいる。

コン、コン、コン、コン、

誰かがずっと俺の部屋の窓を叩いている。
もう俺は怖くて、怖くて、勘弁して下さいって感じで、
そのまま寝てるフリをして毛布にくるまってかたまっていた。
でも、俺はもっと重大なことに気がついた。
「あ!窓の鍵をあけっぱなしだ・・・。」
俺はいつも家にいるときは窓を開けて部屋の空気を入れ替えて、
そのあと窓の鍵は、夜寝る前になってからしめる、ということをしていた。

ガラガラガラッ!

誰かが窓を開けて、部屋に入ってきた。
俺は窓を背にしてただひたすら寝てるフリをしていた。
っていうか、もうそうするしかなかった。
絶対に振り向いてはいけない気がしたから。

ミシッ、ミシッ、ミシッ

と、その誰かが、俺のほうにゆっくりと歩いてくる。
そしてゆっくりと、俺をまたいでいった。
そのとき、俺は怖いながらも少し目を開けてしまった。
目の前には、見開いた大きい目玉が二つ、こっちを見ていた。
そこで俺は気を失ってしまった。
0803うんちんぐNGNG
夜になって目覚めたとき、部屋の窓があきっぱなしになっていた。
気絶する直前に見てしまった、あの目玉のことを再び思い出したら、
俺は全身の震えがとまんなくなって、急いで友達の家に行った。
その後、その友達の家に一週間ぐらい泊まらしてもらい、
もっと人通りの多い道のマンションに引っ越した。
あのときの、あのことは今でもなんなのかわからないけれど、
なるべく考えないようにしている。
0804あなたのうしろに名無しさんが・・・NGNG
坂付さん、お久しぶりです。会社から送るなんて世程あせってるんですね。
わたしが言いたいのはひとことだけです。ぶおとこが余計なまねをするな。
他人の事を言うその前に自分の顔なおせ。
なーんて、坂付さんの会社はどこですか?まさか関係者じゃないでしょうね。
そんなにぶおとこが多い会社なんてあるわけないじゃないですかね。失礼しました。
0805あなたのうしろに名無しさんが・・・NGNG
>798-803
モツカレー。オチの割には少々長すぎたかな?
前振りが長すぎたというか…
0806あなたのうしろに名無しさんが・・・NGNG
ねえ、10年以上前にラジオでやってた
「ミステリーゾーン」って知らない?>皆
0807あなたのうしろに名無しさんが・・・NGNG
>803
ラスト2行が昔の水木しげるみたいでなんか好きだw
0808あなたのうしろに名無しさんが・・・NGNG
>806
ラジオ?TVでなしに?
0809あなたのうしろに名無しさんが・・・NGNG
>うんちんぐ
面白怖かったよ。でも今日はいい天気だから目玉のユーレイが
キュートにかんじられるんだよな。ちらっと見たところを覗き込んでるなんて
なんてお茶目なやつなんだ!
0810あなたのうしろに名無しさんが・・・NGNG
>>808
そう、ラジオ。
もう曲とか最高に怖くてたまんないヤツ。
みんな知らないのかな。・・・。
話も死ぬほど怖いの。
0811坂付NGNG
>>804
ぬるぽちゃん、「嘘ついてごめんなさい」は?
いじめられてて辛いのは分からなくもないけど、嘘吐きはいけないよ。
今なら怒らないから謝りなさい。
0812あなたのうしろに名無しさんが・・・NGNG
さぁ!香ばしくなってまいりました!!
次の方どうぞ↓
0813たまNGNG
坂付さん、まじめな方ですね。ここは創作ありなんですよ。
何を真剣になっているんです。そんなブオトコが多い会社があるわけないじゃないですか。
どのあたりに真剣にさせるものがあったのかなー。
とにかく乙はもらってますから。坂付さんもなにか書いたら?
「しかし消防の頃はいじめって日常茶飯事にあったよなぁ。これって一般的にだろ?」
その通り、だから、毎日彼らを「ブオトコ、かす、ヒラ」と言って苛めたからといって悪いことはないでしょう?
なんて、坂付さん、いちいち真剣にとらないでよ。いじめなんて一般的なことなんだから。なんて冗談ですってば。
ところで、わたしにいじめられたといって辞めた人が坂下だから彼かと思ったわー。
0814あなたのうしろに名無しさんが・・・NGNG
会社でもイジメとかってやってんの?
ある意味すごいな、お前ら。
0815あなたのうしろに名無しさんが・・・NGNG
「いじめなんて一般的なこと」ですか。
怖いなぁ、やっぱ電波だったよ。
0816あなたのうしろに名無しさんが・・・NGNG
>>814
会社のイジメは日常茶飯事だろ?
生活やカネが絡んでくるからもっとえげつないんじゃないの。
0817あなたのうしろに名無しさんが・・・NGNG
イジーメのある会社は5割方ドキュソで構成されています。
オフィソレデイ間ではイジーメがよくあるように言われていますが、
それはそのオフィソレデイがドキュソだからであり普通のオフィソレデイはそのようなことはいたしません
0818あなたのうしろに名無しさんが・・・NGNG
ゆえにたま=ドキュンという方程式がなりたちます。
ここテストに出すからなぁ!
0819814NGNG
>>816
日常茶飯事!そりゃーすごい!
どこの会社だ?
しかも、気持ち悪いとか、ブオトコとか、
そーゆー幼稚なイジメなんか?
いい年こいて、そんなことをやってるってゆー
その精神構造は、まあ洒落にならん罠。
0820あなたのうしろに名無しさんが・・・NGNG
>>814
ここ五年と外の土を踏んでないヒキーは黙っててください
0821あなたのうしろに名無しさんが・・・NGNG
まだこの話題続いていたのか…
オレはこの作者は、会社や社会のコトはまだ良く知らない学生さん
(中3くらい?DQNの基準が「結婚していない奴、妻に逃げられたやつ、そんなやつら」…って)
で、うまくないなりに文章を凝ろうとし、かえってよみづらくデンパくさい語り口に
なったんだろうと思ってた。
でもそれが逆に行動(イジメや社内関係の不自然さ)や一人称の異様さを作り出して、
オチの伏線になっていると思った。まあ、好意的な解釈だけど。好意的というか無理矢理ぽいが。
3回ぐらい読まないと意味分からなかったけど。
0822あなたのうしろに名無しさんが・・・NGNG
いじめの是非は別として、>>804が皆から愛されることはあるまいな
0823雲母NGNG
いじめなんて日常茶召し事に決まってるだろ!
0824あなたのうしろに名無しさんが・・・NGNG
>>821
おまえの文もわけわからん。
0825あなたのうしろに名無しさんが・・・NGNG
>824
…と考えもなしに書くやつがいると思ってたよ
0826坂付NGNG
>ぬるぽ=たま
いや、別に焦ってはいないんだけど・・・・・。
0827824NGNG
>>825
まじでわかんないんだけど。
0828あなたのうしろに名無しさんが・・・NGNG
ニチジョーチャメシゴトって懐かしいいいまわしだなあ・・・
0829あなたのうしろに名無しさんが・・・NGNG
>>812
深読みしすぎだと思う。
0830あなたのうしろに名無しさんが・・・NGNG
>>828
俺は普通に使うけど。古い人間ダターノカ・・・
ガ━━━(゚Д゚;)━━━ン!!
0831あなたのうしろに名無しさんが・・・NGNG
イジメが無い!って言ってる人は余程幸せな環境にいるか相手にすらされてないんだろうね。
キモイブサメンはイジメの対象にすらしてもらえないよ。


0832あなたのうしろに名無しさんが・・・NGNG
>830
オレも使うよ…わはは。
ひょっとして、テッコンキンクリート…とかも言ってません?
なら仲間!!
0833あなたのうしろに名無しさんが・・・NGNG
いじめられるだけでも存在価値がある、ってか。
0834あなたのうしろに名無しさんが・・・NGNG
>>831
お お さ か 人 は 黙 れ !
0835830NGNG
>>832
う〜ん。テッコンはないけど片仮名語は異様に弱いな。俺(w
0836あなたのうしろに名無しさんが・・・NGNG
たしかにキモイ男をいじめるって話は聞かないな
イジメって女同士に多いだけな気もするが、、、。
0837あなたのうしろに名無しさんが・・・NGNG
>835
カタカナに弱いっていうヒトは検索してみると結構いるので安心する。
カタルシス→カルタシス(99件)とか
パルミジャーノ→パルジャミーノ(69件)とか
アラゴルン→アラルゴン(451件)とか……

0838あなたのうしろに名無しさんが・・・NGNG
>>814
もしかして中学生か?
大人になって会社に行けばすっかりイジメもなくなって
「今日も1日がんばろー」って一致団結してやってるって思ってる?
学校の先生のこと気持ち悪いとかブサイクとか平気でいうだろ?あとハゲとか?
会社も一緒なんだよ。ストレスは会社のほうがもっと溜まる。
イジメはなくならないよ。
0839あなたのうしろに名無しさんが・・・NGNG
なんでこんなにいじめっていうキーワードに反応するヒトがおおいんだろう。
なんか邪推しちゃうな
0840あなたのうしろに名無しさんが・・・NGNG
やっぱりこんな時間に2ちゃんしてるのはヒキ・・(ny
0841あなたのうしろに名無しさんが・・・NGNG
いま怖い話するのはスレ違いですか?
空気読まんといかんとですか?(w

えーっと前スレかな?空き家を探検したら地下室に人形が・・・みたいな話。
あれを読んで思い出したことがあって、それをカキコしようと思ってまとめてたら、
なんか話がふくらんじゃって、長文になったんですけど書いて良いもんですかね?
200行くらいあるんですけど・・・
0842あなたのうしろに名無しさんが・・・NGNG
おながいします。 
0843あなたのうしろに名無しさんが・・・NGNG
>>841
ん。
書いてくれ。
ちなみに俺その話の体験者。
0844あなたのうしろに名無しさんが・・・NGNG
空気入れ替えのために是非。

えっ……200ぎょう?
0845841 ◆O2uqqje66g NGNG
小学生の頃、俺は友達と2人で廃屋探検に行きました。
ターゲットは町内でも田舎な地域にある家で、結構新しいのに無人。
前の住人が自殺したとか殺されたとか、そういう噂が立っている所でした

学校が終わってすぐ、その家へ向かう段取りだったのに、
俺が職員室に呼ばれて説教を食らっていたせいで、出発がずいぶん遅れました。
しかもコンビニ寄って立ち読みしてたりで、現場に到着したのは夕方6時頃。
広い産業道路沿いの一角に塀に囲まれた一軒家です。
周囲の空き地はススキが茂り放題で、いかにも空き家って雰囲気。
俺は「遅くなると怒られるよなー」とチキン入ってたんですが、友達はやる気満々です。

軽々と塀を乗り越えた友達は、早速玄関のドアをガンガン引っぱりました。でも開かない。
二人で手分けして入る所を探したんですが、窓は雨戸用のシャッターが閉まっているし、
裏口にはカギが掛かっているしで、とても入り込めそうにありません。
この時点で俺は半分諦めてたんですけど、相変わらず全力投球な友達に気を遣い、
一応やる気のカケラぐらいは見せておこうっていう軽い気持ちで、
「引いてダメなら押してみろってな」
なんて言いながら玄関のドアを押してみました。
すると、信じられないことにあっさりと開きやがったんです。
「マジか!ウッソやろぉ!」
友達がダッシュで駆け寄ってきました。ボルテージは最高潮です。
「これは何かあるでぇ・・・」
などととつぶやきながら、余裕の土足で上がり込んで行きます。
しかたなく、俺も後から家の中に入りました。
0846あなたのうしろに名無しさんが・・・NGNG
200行?
0847841 ◆O2uqqje66g NGNG
初秋で外は結構明るかったのに、家の中は薄暗い、と言うよりほとんど真っ暗でした。
俺の持ってきたキーホルダーの豆球が頼りです。探検ムードは盛り上がるばかり。
「うわ!」
突然、ある部屋の入り口で、先行していた友達が後ろに飛び退きました。
恐る恐る中を覗くと、部屋の真ん中に人影が立っていました。
俺らとタメぐらいの子供が、懐中電灯を持ってこっちをジーッと見ています。
白っぽい服を着た、見慣れない顔の女の子でした。
「お前、誰や?」
友達が聞きました。でも、返事はありません。
「なにしてるんや。」
今度は俺です。
「探検。」
その子がポツリと言いました。
「何時ここに入ったんや?」
また友達が聞きましたが、女の子はそれを無視して
「ここはまだ入り口なの。でもこの奥に・・・」
と、そこで言葉を切り、部屋の奥にあるドアを指さしました。
「一緒に行きましょう。」
それを聞いた友達は、その扉に向かって突き進んで行きます。
俺は気味が悪かったけど、仕方なくあとに続きました。
女の子が俺の後ろからついてくる気配がしました。
0848あなたのうしろに名無しさんが・・・NGNG
読みやすいから長くてもいけそう
0849841 ◆O2uqqje66g NGNG
ドアを開けると、机と椅子が置いてあるだけの書斎みたいな部屋でした。
別に変わった感じはしません。
「なんも無い、フツーの部屋やな。」
友達が言いました。
「残念〜」
突然、女の子が妙に明るい声を出し、俺はなぜかゾクっとしました。
「ここのアイテムは私がゲットしましたぁ〜」
そんな風に言って、ポケットから写真を何枚か取りだしました。
「なんやそれ?」
「壁に貼ってあったの。」
そう言って見せてくれた写真は、おっさんが何人か写ってる写真でした。
ただ、どの写真も背景がべったりと黒一色に塗りつぶされていて、それが不気味でした。
「うふふふ・・おかしな写真よねッ」
女の子の妙に明るいノリも気になります。
「次はこっちよ。」

俺たちは、女の子に引っ張られる形で家の中をうろつきました。
どの部屋もほとんど真っ暗なんで、俺の小さいライトで届く範囲しか見えません。
女の子はなぜか懐中電灯を点けようとしない。
それでも目が慣れてくると、なんとなく様子がわかるようになってきました。
なんて事のない、普通の部屋ばっかりでした。
0850841 ◆O2uqqje66g NGNG
いい加減飽きてきて、「もう帰ろう」と言いかけたところで、
廊下の突き当たりのドアの前に来ました。そのドアが変です。
よく見ると、ドアの上の方、ちょうど小窓がありそうな辺りに
分厚い木の板が釘で打ち付けてあります。ノブの所には蝶つがい式の鍵と南京錠。
まるで、何かを閉じこめているような様子です。
南京錠は外れていたんで、俺が鍵を外してドアを開けました。

長い廊下が先に続いていました。
両側は板が打ち付けてあるばかりで、外の様子は全然見えません。
「渡り廊下かな?」
俺、友達、子供の順で暗い廊下を先に進みました。
俺の後ろには友達がいるはずなのに、気配をあまり感じません。
ずいぶん離れて、女の子が付いてきているようでした。時折、後ろから声が聞こえます。
妙に浮かれた口調で何か喋っていますが、内容はわかりません。

突き当たりにドアがありました。
さっきのと同じようなドア。小窓に板が打ち付けてあって、鍵も付いています。
ただ、こっちの鍵は引きちぎられたように壊れていました。
それを見た時に感じたのは、ものすごくイヤな予感です。
それなのに、俺は一気にドアを開けたんです。
0851841 ◆O2uqqje66g NGNG
真っ黒な部屋でした。
真っ暗じゃなくて真っ黒。
壁や床、天井もそうだったと思うけど、全てが真っ黒に塗りつぶされた部屋です。
隅の方に写真が立てかけてありました。
遺影みたいな感じの人の写真。でも、はっきりとは見えませんでした。

それよりも目を奪われたのは、ドアから見て右側の壁。
そこに押入があって、こっち側の戸が開いていました。
中にはキノコが生えています。ヌルヌルとした粘液にくるまれた、赤黒い小さなキノコ。
それが、びっしりと押入の床や奥の壁まで覆い尽くしていました。
押入の床も壁も、ヌメヌメと光るゲルにまみれて、内臓みたいに見えました。
出来の悪い悪夢のような光景に吐き気を覚えながらも、
それに魅入られるかのように、いつしか俺は中に足を踏み入れようとしていました。

「あ〜あ」
突然、耳元で声が聞こえました。
「入ったら死んでまうのに。」
低い男の声でした。
背筋が急にゾクッとして振り向くと、目の前に友達の顔がありました。
何とも言えない表情です。
悲しそうな、嬉しそうな、でもどこを見ているのか判らない虚ろな目。
部屋の中の光景とは違った意味で、俺は吐き気をもよおしました。
0852841 ◆O2uqqje66g NGNG
それでも、勇気を振り絞って目の前の友達に声をかけようとしました。
「おい・・」
その時、足首のあたりがヒンヤリとした何かに包まれました。
そのままグッと締め付けてくる、ヌルリとした柔らかい感触。
何かが、部屋の中から俺の足首を掴んでいる!
「うワァアァァア!」
俺は思わず悲鳴を上げ、友達を押しのけて廊下を走りました。
前方の暗闇に女の子の姿が見えます。あたりに響き渡る甲高い笑い声。
もう恐ろしくて気が狂いそうでしたが、無我夢中で走りました。

どこをどう走り抜けたのか、気がつくと俺は外に出ていました。
しばらく走って、道路沿いの自販機コーナーでようやく一息つきました。
ズボンをまくり上げ、自販機の明かりで照らして見ると、
足首に異常はありませんでしたが、逃げ出す時にあちこちぶつかったのか、
傷や痣がたくさん付いていました。
0853あなたのうしろに名無しさんが・・・NGNG
コワー。
0854あなたのうしろに名無しさんが・・・NGNG
終わった?
0855あなたのうしろに名無しさんが・・・NGNG
「赤黒い小さなキノコ」
ですぐに連想したのは俺の朕コでした。
0856あなたのうしろに名無しさんが・・・NGNG
と、友達はその後どうなったの?
0857あなたのうしろに名無しさんが・・・NGNG
終わり?
0858あなたのうしろに名無しさんが・・・NGNG
なんかアニメ好きの文章だな・・・
0859あなたのうしろに名無しさんが・・・NGNG
またこれかよー。最悪。
0860あなたのうしろに名無しさんが・・・NGNG
>>855
・゚・(ノД`)・゚・。
0861あなたのうしろに名無しさんが・・・NGNG
とりあえず>>841乙ー!
0862あなたのうしろに名無しさんが・・・NGNG
とりあえず>>841氏ね!
0863あなたのうしろに名無しさんが・・・NGNG
とりあえず>>841頑張れ!
0864841 ◆O2uqqje66g NGNG
すみません。まだ終わりじゃないんですよ〜。
連続投稿でひっかかっちゃって・・・
続き書きます。
0865841つづき ◆O2uqqje66g NGNG
廃屋であったことについて俺が覚えているのはここまでです。
あとは、家に帰るのが遅くなって親にひどく叱られたことぐらい。
多少の脚色はありますが(セリフとか言い回しとかね)
95%くらいは本当にあった出来事です。

こうやって整理してみると、あらためて気付いた事があります。
それは、記憶がかなりいい加減だなってことです。
何というか、アンバランスで「いびつ」なんですよね。
カギの掛かったドアや、女の子に見せてもらった数枚の写真。
そういうディテールは、細かいところまではっきり覚えているんですけど、
家の中の様子なんかは曖昧な記憶しかない。
ただ、感触っていうか感情っていうか、
怖いとか、気持ち悪いとか、そういう記憶が残っているだけなんです。

廊下の突き当たりの部屋に関しても、黒い部屋だっていう印象ばかりが強くて、
中がどうなっていたのかは、殆ど覚えていない。
部屋に写真があったのは見てるけど、どんな写真なのかはわからないんです。
ドアを開ける前のイヤな予感だったり、足を掴まれた時の感触だったり、
そういう自分の感じた事は、昨日の事のように蘇るんですけどね。
例外は、押入の中の光景と耳元の低い声、振り向いた時の友達の表情。
特に友達の顔は、目に焼き付いて離れない位ハッキリと覚えていたんです。

ところが、あのあと友達がどうなったのかは覚えていない。
だから、気になって調べようと思ったんですよ。それが3日前の話です。
0866841つづき ◆O2uqqje66g NGNG
名前もわからないんで、卒業アルバムで顔を探そうってパラパラめくりました。
そしたら居ないんです、記憶の中の顔と一致する奴が。
そんなはずはない。あの時学校で待ち合わせして一緒に行ったんだから、
絶対同じ学校に居るはずだって、何回も見直したんだけど、居ない。
そこで、あらためてその友達の顔を思い出そうとしたんですが、
黒い部屋の前で振り向いた時に見た顔以外、全然思い出せない。
虚ろなあの表情が、俺の中に残された記憶の全てでした。
それだけじゃないんです。
ずっと仲の良い友達だったと思ってたのに、
そいつと一緒に遊んだ思い出が、その廃屋へ行った時のものだけだって事に、
その時初めて気付いたんです。

「そんなアホな・・・」そう思って、もう一度アルバムを繰るうちに、
あるページのところで手が止まりました。
そこには、あの廃屋にいた女の子の顔写真が載っていたんです。
慌てて他のページも確認しました。
その顔は、卒業アルバムのいたるところに載っていました。
名簿には、ちゃんと名前も住所も書いてあります。
正体不明だと思っていた女の子の存在を確認した事で、
俺の記憶は、いよいよアヤフヤなものに成り下がりました。
0867あなたのうしろに名無しさんが・・・NGNG
>>841
コピペ終わった?
0868841つづき ◆O2uqqje66g NGNG
少し迷ってから、俺はその女の子(仮にAとします)に連絡を取る事にしました。
幸い母親がAの携帯番号を教えてくれたので、早速電話してみました。
最初は怪訝な口調だったAも、事情を話すと
「ああ、あの時の・・・」と思い出したようでした。
てゆーか、聞いてみるとAはあの時のことを克明に覚えていました。

Aはあの日、あの廃屋の近所に引っ越してきました。
で、あたりをブラブラするうちに廃屋を見つけたAは、塀の隙間から中に入り、
すでに開いていた玄関から上がり込んで、探検を始めました。
やがて書斎みたいな部屋で、数枚の写真を見つけました。
それを見ているうちに、持ってきた懐中電灯の明かりが消えてしまった。
それで少し怖くなり、探検を続けるか迷っているところで、
誰かが玄関のドアを開ける音が聞こえてきました。

てっきり「大人が入ってきて怒られる」と思って身を固くしていたところへ、
現れたのが自分と同じくらいの年頃の子供だったので、ホッとしたそうです。
安堵感でちょっとハイになったAは、探検を続けるように持ちかけました。
(あの時のちょっと芝居がかった仕草は、多少の演技を交えて好奇心を刺激する、
Aの作戦だったわけです。女ってのはつくづく怖い生き物だと思う。)
その甲斐あって、現れた子供とAは一緒に家の中を探検し始めました。
「そこで二人になったから、探検続けてしもたんよ。あそこで止めてたら・・」
「え??ちょっと待って」
俺はあわてて聞き直しました。
「二人って・・・」
「だから、私と**君(俺の名前)の二人やんか。他に誰が居るっていうの?」
0869841つづき ◆O2uqqje66g NGNG
一緒に廃屋を彷徨ううちに、Aは俺の行動がおかしいことに気が付きました。
誰も居ない方向に向かって話しかけたり、誰かの後を追うように歩いたり。
そういうのが気持ち悪くて、Aは少し離れて俺の後ろを付いて回りました。

やがて、あの渡り廊下にさしかかったあたりで、喋り声が聞こえてきました。
Aはてっきり俺が独り言をつぶやいているんだ、と思ったそうです。
「こいつ本当に大丈夫か?」Aの恐怖心は一気にふくれあがりました。
そして、俺が黒い部屋のドアを開いた時、Aはものすごい悪臭を嗅いだのです。
思わず口を押さえ、後ろを向こうとした時、低い男の声で
「・・死んでまうのに。」と言うのが聞こえました。

見ると、俺が虚ろな目をしてこっちを向いている。
真っ黒な部屋を背にした俺は、背景を黒く塗りつぶされているように見えました。
まるで、あの写真のように。
それで、Aは振り向いて逃げ出したのです。
俺と同じく、夢中で逃げるうちに、いつしか自分の家の前まで来ていたそうです。

Aはそれからしばらく、悪夢に悩まされました。
その後、学校で俺を見かけることはあっても、
あの時のことを思うと、声を掛ける気にはならなかった。
だから、今日までの俺はAの事を覚えてなかったんです。
0870841おわりです ◆O2uqqje66g NGNG
最後にAがこんな事を言いました。
「でもね、こういうこと言ったら何やけど、**君のいう友達っていうの、
今も居るんだよきっと。」
「え?」
「ホラ、さっき『二人?』って聞き直した時あったでしょ?
あの時、**君の声にかぶってたよ。『マジで・・』って。低い男の声。」
0871あなたのうしろに名無しさんが・・・NGNG
意識の混在・融合って子供の頃にあるって聞いた。
0872あなたのうしろに名無しさんが・・・NGNG
…>870はない方がよかったかも……
0873あなたのうしろに名無しさんが・・・NGNG
色々と微妙な感はあるけど十分楽しめたよ。
>>841おつかれ。
0874あなたのうしろに名無しさんが・・・NGNG
破天荒な説明だがオチが何個もあった感じがしておもしろかった。
けど一番最後のオチで創作か?って思っちゃったよ!
0875あなたのうしろに名無しさんが・・・NGNG
最後だけがオリジナルなのに・・・。
0876841 ◆O2uqqje66g NGNG
いろいろレスどうもありがとうございます。
最後のAのセリフは、ちょっとはしょりました。
ホントはもっとだらだらしゃべってて、
Aも言いにくそうな感じで、
「低い声がしたんやけどね・・・」
みたいな感じで言うたんですよ。
うーん。もうちょっと修行しますわ。
0877あなたのうしろに名無しさんが・・・NGNG
我を通したい
少ない客に嫌われたくない

心の葛藤


なんてね コエーヨ
0878あなたのうしろに名無しさんが・・・NGNG
>877
コレは・・・・サルサソースへの遅レス?
0879あなたのうしろに名無しさんが・・・NGNG
俺は中学のときに、Sっていう子と仲良しだった。
明るく元気なやつで、三年間バスケ部を一緒に頑張ったりした。
けれど、お互い別々の高校へ進学し、
当時は携帯やメールもなかったのでだんだんと会わなくなった。
そして俺が23のとき、普通に会社員をしていたときだった。
ひっさしぶりにSから電話がきたんだけれど、
「バイクがしゃべるんだ、テレビがしゃべるんだ。」
と、ちょっと電波になっていた。
俺はびっくりしたというか、会わなくなって何年も経ったし、
俺はその間に2回も引越しをしたのに、なぜ電話番号がわかるんだ…と思った。
「おまえ、中学のとき俺のうわばきを投げただろう。」
「社会の授業のとき、おれは先生におこられたんだ。」
と、普通の人なら話さないであろう昔話を延々と語られ
いい加減、気味が悪くなったので適当に理由をつけて電話を切った。
そのSが、去年に自殺したことがわかった。
どうやら、大学受験に失敗してしまいノイローゼになり
昼間は家で引きこもり、夜中に町を徘徊する生活を送っていたらしい。
恋人はもちろん友達もいなくなり、だんだんと奇声を発するようになり、
俺以外の同級生にも同じような内容で電話をかけまくってたとのこと。
もちろん、俺以外にも引っ越したり番号が変わったやつもいるのに
「なんで電話番号がわかったんだろう・・・。」
と、みんな口々に言った。
0880坂付NGNG
>>879
それは怖いな。
0881あなたのうしろに名無しさんが・・・NGNG
どっちかというとほんのり向きかな?
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています