洒落にならないくらい恐い話を集めてみない?Part32
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0706あなたのうしろに名無しさんが・・・
NGNGこれを思い出したよ。
431 名前: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日: 03/03/24 00:18
大学生のころの話です。私は当時、音楽系のクラブのマネージャーを
していまして、翌日にコンサートを控え、楽器の積み出しやスケジュールの
最終調整などしていて、終電にやっと間に合うほど遅くなってしまいました。
で、そのがらがらの電車の車内で本を読んでいたら、目の前を何かが通り過ぎ、
何だろうなと顔を上げると、上半身だけの若いパーカーを着た女性が
つり革をまるで学校とかにあるウンテイのようにして、その車内を移動しているのを
見てしまいました。
一瞬、私はすごいひとだなぁと思っていたのですが、その女性は上半身しかないし、
そもそもつり革に手が届くわけがありません。
「やばいものがいる!」と思ったのですが、終電なので途中下車するわけにも
いかず、びびっているしかありませんでした。その上半身女はむちゃくちゃ楽しいのか
つり革を伝って私のいる車両を何度も往復もしていました。
私が見回すと、乗客の何人かはその女性の存在に気づいているようで、
40か50ぐらいのスーツを着たおじさんが見上げて顔をしかめていました。
私は最寄り駅に着いたのでさっさと降りましたが、
あの後、どうなったのか、今でもふっと思い返すときがあります。
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