母の話です。もう10年以上前のことですが。
学生時代の恩師がなくなってしばらくしてから
その恩師のゆかりの地(東北の某地方)に旅行する機会があり、
母は曇り気味のある日、そこの山の道を散策していたそうです。
急に霧が深くなったな、と思いながらも歩いていると、道の向こうから
年配の男の人がやってきてすれ違いました。
その人の姿、顔、が、その恩師に最後に会ったときとあまりにそ
っくりで、思わず声をかけようとしてしまったそうです。(なく
なったことを忘れたくらい)
他人の空似かもしれませんが、場所が場所だけに・・・と言って
いました。