昭和四十七年
大阪ミナミの千日前デパートで大惨事が起こったのをご存知でしょうか。
デパートとは言いますがスーパーや飲食店の入った雑居ビルで出火した
午後十時四十分ごろには七階の風俗店がまだ営業中だったため
逃げ場を失った客や従業員百十八人が亡くなったのです。
今でもこのとき亡くなったホステスたちが幽霊となって現れるそうです。

大火災のあった千日前は
その昔江戸時代には刑場のあった場所で
罪人が処刑され
さらし首にされていた場所なのだそうです。
しかもその処刑場で処刑された人数と
この大火災で亡くなった百十八名の人数は
偶然か同じ数だということです。

またこの千日前デパート跡に建った大阪プランタンでは
客ににまぎれて幽霊が目撃されたり倉庫にどう考えても従業員でも人間でもない人影が目撃されたり
従業員たちはたびたび不思議な体験や目撃をしているそうです。
そして、閉店後のデパートで行方不明になって
それっきり姿を消した従業員もいるそうです。