【訃報】ベストセラー「頭の体操」多湖輝さん死去 90歳 ©5ch.net
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0159名無しさん@1周年
2016/03/15(火) 16:12:59.62ID:RTVl1Ea20そして、彼らは背中に絵が描かれている囚人服を着せられた
他人の背中は見れるが自分の背中だけは見えない、また部屋には鏡のように背中を確認出来るものは一切無い
看守は言った
「お前たちの背中には、「虎」「鷹」「鮫」「蛇」の4つのうちのいずれか、全員違った絵が描いてある。
自分の背中に書いてある動物を答えられたら、釈放してやろう。順番は関係ない、答えられたヤツ全員出してやる。
ただし、もちろんチャンスは一度きりだ。」
実は彼らは窃盗の共犯者なのだが、特に仲がいいわけでもなく、犯罪のためだけに集まった仲であり、
むしろ、自分一人だけが釈放されることにより、隠してある金を独り占めできると、それぞれが考えていた
しばらくお互いの顔を見ながらの沈黙が続いたあと、おもむろにAが言った
「このままこうやっていても仕方ないだろ・・・どうだ、ここは協力して互いの絵を教え合わないか」
「ああ、そうだな」
「それがいい」
BとCともに返事をすると、Aは後ろを向き背中を見せた
「じゃあ、俺の絵を教えてくれ」
すかさずCは言った「虎だ!」
B「・・・あぁ、虎だな」
今度はBが背中を見せると、またすかさずCが答えた「鮫だよ!」
A「・・・あぁ、鮫に間違いない」
そして最後にCが背中を見せた
すると、Cに背中には虎の絵が描いてあった
A「・・・」
B「・・・」
その沈黙で、Cは自分の絵柄を確信し、看守に言って部屋を出て行った
さて、Cが自分の絵を確信した理由は?
また、AとBの背中の絵柄はなんだったのだろう?
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