2月19日 18時51分
日銀がマイナス金利政策を始めたことを受けて、大手銀行の「三菱東京UFJ銀行」は今月22日から普通預金の金利を引き下げることを決め、これで大手銀行3行すべてで普通預金の金利が年0.001%となります。

発表によりますと、三菱東京UFJ銀行は、日銀がマイナス金利政策を始めたことで、さまざまな金利が低下しているとして、普通預金の金利を現在の年0.02%から今月22日以降は、過去最低に並ぶ0.001%まで引き下げます。3大銀行では、三井住友銀行が今月16日から金利を0.001%まで引き下げたほか、みずほ銀行も今月22日から同じ水準まで引き下げることを決めており、これで大手銀行3行すべてで普通預金の金利が0.001%となります。
また、三菱東京UFJ銀行は、10年固定の住宅ローンについて、最も優遇された場合で現在、年1.05%の金利を来月から0.8%まで引き下げます。三井住友銀行は来月から、みずほ銀行は今月22日から、いずれも10年固定の住宅ローンの金利を最も優遇された場合で0.9%まで引き下げることを決めており、日銀によるマイナス金利政策の影響が広がっています。

引用元:http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160219/k10010415341000.html