自殺について調べたり相談したりすることで自殺リスク増大−岡山大が調査
http://www.nikkan.co.jp/news/nkx1020140423eaae.html
日刊工業新聞　2014年04月23日


　岡山大学病院精神科神経科　稲垣正俊講師らの研究グループはインターネッ
トを用いた調査で、自殺について調べたり相談したりすることが、自殺の危険
性を高める可能性があることを明らかにした。回答のあった２０―４０代の約
１０万人のうち、自殺についてネット利用経験ありと答えた約４０００人と、
ないと答えた４０００人を対象に、その後６週間の自殺念慮や抑うつ・不安感
の変化を調べた。

　分析するとネットを通じ死にたい気持ちを他者に打ち明けたり、自殺方法の
閲覧などを経験した人の方が自殺念慮の悪化が見られた。成果は米科学誌プロ
スワン電子版に掲載された。


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