CDが売れなくなったワケ 嵐&AKBは売れまくりなのに…

どうすれば音楽が売れるのか。「第46回オリコン年間ランキング2013」で、「アーティスト別トータルセールス」1位
(141億9000万円)に選出された人気アイドルグループ、嵐。メンバーは都内で行われた授賞式で実直に本音を語った。

そこには、ファンへの徹底した感謝があった。

櫻井翔(31)は「ファンの皆さまに感謝申し上げます」、二宮和也(30)は「応援してくださっている方々のお力添えがあって、
こういう場に立たせてもらっている」と言えば、大野智(33)は「ファンの皆さまのおかげだと思う」、
松本潤(30)は「ファンの皆さまに感謝しています」、相葉雅紀(30)は「ただただ感謝しかありません」。

人気アイドルグループ、AKB48のメンバーも、常にファンへの感謝を言葉に表している。
「CDが売れない」と言われて久しいが、嵐もAKBも売れまくっている。

アーティストと違って、レコード会社などの宣伝プロモーターの仕事ぶりには問題があるようだ。

「いろんな情報をメールで送って来るメーカーが増えましたが、『○○テレビのドラマ主題歌に決定』などという情報を送ってくる。
音資料も届けないで、一体何を考えているんだ」と民放芸能デスクはあきれ顔だ。

一斉メールで、多数の媒体に同じ内容のメールを送れる時代。簡単な作業であて先を外すことができるのに、横着しているのか。
ライバル局のドラマの主題歌に決定したというニュースが、どれだけ失礼になるのか、気が付かないようだ。

「最近は、サンプル盤を配ることをケチるレコードメーカーもありますよ。発売前には一切渡さなくて、
発売後に取材に行くとそこで渡されたりする。発売されれば、こっちだって店舗で購入できる。

前もってサンプルを聞くことができるからそれをファンに伝えられるのに、そんなことさえ分からない」とウェブ媒体デスクは首をかしげる。
CDが売れなくなった原因のひとつとして、ファンにどうやって情報を伝えようか、きめ細かく考える宣伝プロモーターがいなくなったことを挙げたい。
http://www.zakzak.co.jp/entertainment/ent-news/news/20131221/enn1312211451004-n1.htm