>>46
続き

そうなると、5号機、6号機、共用プールまでも、すべて放置することになる。
5号機、6号機が、もし炉内核燃料を燃料プールに移動していたとすれば、合計559tの核燃料がプールにある。
総員撤退で放置されれば、このプールも干上がり、ジルコニウムが焼ける過程で水素が生じ、4号機と同様に水素爆発を起こす。
その際、爆発のタイミングにより、3号機のような臨界核爆発を伴う可能性もある。

これと同じことが、1097tの核燃料が収納された共用プールでも起こる。

既に爆発した1〜4号機にあった核燃料は合計884tだ。
一方、5号機、6号機、共用プールにある核燃料の合計は1656tだ。
破局シナリオがもし現実化すれば、1〜4号機の保有する量の、さらに2倍量のウランが撒き散らされることになる。
3.11直後の事故第1幕は、単なる序幕であって、これから本番を迎えるのかもしれない。

第3幕として、福島第2原発でも、約2000tの核燃料が、主役の順番が回ってくるのを待っている。


予言かよ…