★【裁判員 札幌】「びくびくしていたのか、ラッキーと思っていたのか」女性裁判員が強姦致傷罪被告に質問

・札幌市内で昨年6月、女性を暴行しようとしてけがを負わせたとして、強姦(ごうかん)致傷罪に
 問われた横浜市鶴見区、空調設備業、中島正道被告(31)の裁判員裁判第2回公判が26日、
 札幌地裁(嶋原文雄裁判長)であり、裁判員が「逮捕までの間、どのくらい罪の意識があったのか」
 「(犯行を)はっきり覚えているのはどこまでか」などと被告に質問した。

 検察側は論告で「女性の人格や尊厳を無視した犯行だ」などと指摘し、懲役6年を求刑。
 一方、弁護側は懲役3年の実刑が相当と主張し、結審した。

 被告人質問で女性裁判員が「逮捕まで日々びくびくしていたのか、それとも、あわよくば
 捕まらなければラッキーと思っていたのか、聞かせてほしい」と聞くと、中島被告は「事件後は
 記憶が薄れ、罪の意識にさいなまれることはなかった」と答えた。

 http://sankei.jp.msn.com/affairs/trial/091126/trl0911261447009-n1.htm