電通関連用語集1 不買運動 【ふばいうんどう】 [fubaiundou]


日本で伝統的に不買運動が不可能だった理由は電通の存在によるところが大きい。

ある番組に対して不買運動が起ると、
対象になったスポンサーをすぐに他へ差し替えてしまう。

ある企業に対して不買運動を起こす場合、
その企業への批判が世間へ定着するには相当の時間と労力を必要とする。
スポンサーを差し替えられたら、不買運動がまた一からのスタートになってしまい、
電通が次々にスポンサーをくるくる入れ替えるような場合は、
通常の不買運動が成功することはまずない。

電通がスポンサーの「上」に立っていることを知らず、
「スポンサーが居なくなると番組は潰れる」という固定観念を持っていたことが、
わが国でこれまで不買運動が成功しなかった理由。

それに、不買運動を起こすまでの理由になった「番組の内容」じたいが、
スポンサーではなくて、そもそも「電通本体の意図」によるものだ。


電通本体は終始無傷で、満身創痍になったスポンサーを次々に交代させてゆく。