17日、トルコの首都アンカラで起きた爆発テロで、消火活動を行う消防隊員(左)
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トルコの首都アンカラ中心部で17日夜、トルコ軍のバスの車列を狙った爆発テロがあり、兵士や市民少なくとも28人が死亡した。
政府が国内外で「テロとの戦い」を続ける中、厳重な警備態勢が敷かれている首都中枢が攻撃されたことによる衝撃は大きい。
ダウトオール首相は「全てのテロ組織に対する正当な戦いから決して一歩も引かない」と誓いを新たにした。

 犯行声明は出ていないが、反政府武装組織クルド労働者党(PKK)や過激派組織「イスラム国」(IS)による犯行の可能性が疑われている。
エルドアン大統領は国外勢力の関与も示唆し、「より固い決意を持って、このような攻撃を行った手先やその背後にいる勢力に対するわれわれの戦いを続ける」と述べた。

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