>>62
ウマルこそが初期イスラームの時代(サラフ)における教団拡大の立役者。
武断的で規律重視なハディースの多くがウマルの関与によるもの。具体例を以下に挙げる。

・ウマルは聖戦を決断した記念の場所にあった樹木が神格化され聖地化されることを恐れ、伐採した。
・ウマルは女性にスカーフを義務づける啓示を得るよう使徒に求め、同じ啓示が使徒にもたらされた。
・ウマルはバドルの戦いで得た捕虜を処刑するよう使徒に進言し、かたや
 アブー・バクルは捕虜を助命すべきと進言したが、ウマルの進言と同じ啓示が使徒にもたらされた。
・ウマルは背教の疑いがあるイブン・サイヤードの殺害許可を即座に使徒に求めた。
・ウマルは石打ち刑がイスラームの義務であることを明確に後世に伝えた。