ハラルとは食を通じたアパルトヘイト。差別ビジネスから日本企業が撤退するのは正しい。


マレーシアでのハラル食品事業から撤退 林兼産業
http://www.nikkei.com/article/DGXLZO14116050V10C17A3LC0000/
2017/3/16 6:00
 加工食品の林兼産業は15日、マレーシアでのハラル食品の製造・販売から撤退すると発表した。
 2010年に合弁会社を設立してイスラム教徒向けに豚肉を使わないソーセージを製造販売していたが、
 売り上げが伸び悩み、2期連続で特別損失を計上する見通しになった。
 6月までに販売を終了し、その後会社を清算する。

 現地の食品会社オムコープと折半出資で設立したオマカネ(セランゴール州)を清算する。
 同社の累積損失は599万リンギット(約1億5400万円)。
 林兼産業は17年3月期決算で9900万円の特損を計上する予定だ。
 16年3月期には1億3600万円の特損を計上しており、業績好転の見通しが立たないことから撤退を決めた。

 林兼産業は国内で製造している常温流通可能な魚肉ソーセージの技術を生かし、マレーシアでのハラル食品事業に参入。
 知名度の低さに加え、それまで現地に魚肉を使ったソーセージがなかったことで浸透に苦戦し、販売不振が続いていた。
 ハラル食品事業を本体で継続するかは未定だという。