男女間の修羅場を経験した話を書きますよ
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
0001バース ◆H0fjJ5ft/U
2012/10/03(水) 23:10:45.19ID:KLGvIiLq0なんて懐かしい昔の記憶が蘇ってきました。
だから、なんとなく書いてみようかなと思った次第です。
昔のことなので、脳内で都合のいいように変換されているかも
しれませんが、とりあえず書いていきたいと思います。
よかったら、お付き合い下さい。
0572バース ◆H0fjJ5ft/U
2012/10/07(日) 01:27:23.10ID:SBzO9ltG0ファーストフード店ですからねぇ
>>571
感謝
――
でも、いつかはどちらかに恋人と呼ばれる人物が現れることになる。
その時に心から祝福できるなら、その気持ちは本物。
もし、そうでないなら……友達であり続けたことを、きっと後悔する
ことになると。
0573バース ◆H0fjJ5ft/U
2012/10/07(日) 01:27:59.54ID:SBzO9ltG0どこかの博士の受け売りです。
ここまで言ってボクは我に返ったんです。
そうだっ! ボクも同じだと――
0574名も無き被検体774号+
2012/10/07(日) 01:28:43.36ID:UtCtA0Jq00575バース ◆H0fjJ5ft/U
2012/10/07(日) 01:28:46.37ID:SBzO9ltG0今、ここでボクが想いを伝えなければ彼女は相談内容の“仲のいい子”のところへ
行ってしまう。
そうなってしまったら、ボクはヘタレな自分を一生後悔することになる。
0576名も無き被検体774号+
2012/10/07(日) 01:29:11.79ID:hv4JEETI00577名も無き被検体774号+
2012/10/07(日) 01:29:46.15ID:ekQHWCkG00579バース ◆H0fjJ5ft/U
2012/10/07(日) 01:30:28.06ID:SBzO9ltG0ktkr
>>576
頑張ってます。当時のボク。
>>577
それは履いたほうがいい。
――
「ミドリ……ボクの話を聞いてくれないか」
彼女は、急に改まったボクを見て驚いた表情ながら、コクリと頷く。
「今の話を聞いてさ……自分に重なったんだよね。
だからさ、相談途中で悪いんだけど、先にボクの話を聞いて欲しい。
その後で、そっちの相談内容の結論を決めてもらってもいいかな」
0580名も無き被検体774号+
2012/10/07(日) 01:31:06.56ID:c8r6nYNC00581バース ◆H0fjJ5ft/U
2012/10/07(日) 01:31:31.50ID:SBzO9ltG0一気にいきますよー
>>580
わーわー
――
ここまで聞いて、ミドリは俯いて黙ってしまった。ボクは構わず続けます。
「実はボクにも、同じように仲のいい子がいてさ。
もうしばらくは、友達でいようと思ってた。
でも……その子に好きな子がいるらしいと聞いて……
今、ここで伝えないと、一生後悔すると思ったんだ」
「……うん」
ミドリの目に涙が浮かんでいる。なぜだ?
0583名も無き被検体774号+
2012/10/07(日) 01:32:19.69ID:+UqtyHix00584バース ◆H0fjJ5ft/U
2012/10/07(日) 01:32:41.28ID:SBzO9ltG0ぜひ履いたままで。
>>583
返事はまだですがね。
――
「ミドリ……ボクはキミが好きな自分に気がついた
いや、これまで何年も気づかないふりをしていたんだ……
友達じゃなく、ボクの彼女になって欲しい」
額が汗でびっしょりだ。目の前の紙コップと同じ状態。
0585名も無き被検体774号+
2012/10/07(日) 01:33:10.94ID:hv4JEETI00586名も無き被検体774号+
2012/10/07(日) 01:33:22.12ID:c8r6nYNC00588名も無き被検体774号+
2012/10/07(日) 01:33:41.83ID:Kvkj67Eu00589バース ◆H0fjJ5ft/U
2012/10/07(日) 01:34:44.67ID:SBzO9ltG0遂に! 言えました!
――
不思議なもので、告白というものは言い終えてしまうと非常にスッキリ
するもんだなと。
0590名も無き被検体774号+
2012/10/07(日) 01:34:48.50ID:f3MOVVtg00591バース ◆H0fjJ5ft/U
2012/10/07(日) 01:35:39.37ID:SBzO9ltG0当時のボクもドキドキで
――
人生初の告白経験……
これまでのモヤモヤとした気持ちがウソのように心の中が透き通って
自分の心の底まで見通せる感じ。
もちろん回答が「ごめんなさい」だったら、それはそれで落ち込むだろうけど
このスッキリした感覚は、残ってくれると思ったし。いや、そう願っただけかも。
0592バース ◆H0fjJ5ft/U
2012/10/07(日) 01:36:08.41ID:SBzO9ltG0泣いているのか?
まさか笑っているんではないと思うが?
「△●※□■〜〜〜」
0593バース ◆H0fjJ5ft/U
2012/10/07(日) 01:37:03.27ID:SBzO9ltG0飛び込んできた。泣きながら何か言っている。
(ユーサクのバカ〜)と言っているように聞こえた。違うかもしれんが。
0594バース ◆H0fjJ5ft/U
2012/10/07(日) 01:38:02.58ID:SBzO9ltG0怒っているのか、悲しんでいるのかすら判断できない。
店中の注目が集まっているのを感じたけど、そんなことに構ってられる余裕はない。
0595バース ◆H0fjJ5ft/U
2012/10/07(日) 01:38:59.71ID:SBzO9ltG0やっぱり怒っているのか?
ダメなら、ひと思いに殺ってくれと思いましたね。
「相談……ユーサクのことだったのに……」
「え”?」
0596名も無き被検体774号+
2012/10/07(日) 01:39:34.67ID:hv4JEETI00597バース ◆H0fjJ5ft/U
2012/10/07(日) 01:40:17.09ID:SBzO9ltG0きましたー
――
そういえば、あまりにも似通った状況だなとは思ってたですが、そんなの冷静に
分析できる状態じゃなかったですから……しまった。早まったか。
「でも、嬉しい」
ミドリが笑顔に変わります。そして……
「返事はもちろん、イエスだよ」
まだ睫毛が涙で濡れてましたけど、それが余計に可愛かったです。
0598名も無き被検体774号+
2012/10/07(日) 01:41:03.62ID:UtCtA0Jq00599名も無き被検体774号+
2012/10/07(日) 01:41:06.00ID:lzV8fDDBP0600名も無き被検体774号+
2012/10/07(日) 01:41:15.37ID:SyPZpVM600601名も無き被検体774号+
2012/10/07(日) 01:41:23.46ID:Kvkj67Eu0もう修羅場はないよな??
0602名も無き被検体774号+
2012/10/07(日) 01:42:22.15ID:ZxnGzyZqO0603名も無き被検体774号+
2012/10/07(日) 01:42:30.90ID:f3MOVVtg00604名も無き被検体774号+
2012/10/07(日) 01:42:53.25ID:jWBEjWT60一人・・?
0605バース ◆H0fjJ5ft/U
2012/10/07(日) 01:43:37.37ID:SBzO9ltG0ありがとうございます。
>>599、604
1の冒頭で“独り”と
>>602
ナイナイ(笑)
>>603
これから脱ぎます?
――
ボクとミドリは、これで正式に? 付き合うことになりました。
でもその後、彼女にはしょっちゅう、からかわれることになります。
「告白したのは、ユーサクなんだからねー
どーしても私と付き合いたいって言ったから
付き合ってあげたんだからねー(笑)」
何かある度にコレを言われるわけですよ。そう、ずっとね。
そこまでのハッピーエンドを期待してもいいと思うんだ
0607名も無き被検体774号+
2012/10/07(日) 01:43:46.41ID:SyPZpVM60そこはオレも気になった
0608バース ◆H0fjJ5ft/U
2012/10/07(日) 01:44:18.31ID:SBzO9ltG0次は、ちょっと進展した辺りを、短めに書いてみたいと思います。
おまけみたいなもんですが、基本的にデレデレなので、そういう系が
お嫌いな方は避けた方がいいと思います。
0609名も無き被検体774号+
2012/10/07(日) 01:44:41.29ID:5WBtBS9M00610名も無き被検体774号+
2012/10/07(日) 01:44:48.08ID:+UqtyHix00612名も無き被検体774号+
2012/10/07(日) 01:45:36.33ID:fc4wulA500613バース ◆H0fjJ5ft/U
2012/10/07(日) 01:47:55.95ID:SBzO9ltG0死んだりしませんから、その点はご安心ください。
>>611、612
高校生ですからね(笑)
では、一気にいきます。
―― 第五部 進展 ――
告白から3ヶ月くらい経った頃の話です。
ちゃんと付き合うようになった二人ですが、友達期間が長かった
せいで、どうにも進展がなかったんです。
0614名も無き被検体774号+
2012/10/07(日) 01:48:30.66ID:WaGLn23O00615バース ◆H0fjJ5ft/U
2012/10/07(日) 01:48:32.10ID:SBzO9ltG0進みにくかった一因かもしれません。
0616バース ◆H0fjJ5ft/U
2012/10/07(日) 01:49:14.15ID:SBzO9ltG0ナイスです。
――
なぜなら、彼女は普通にボクの家に来て、ボクの母の作った夕食を一緒に
食べて、深夜までボクの部屋で試験勉強とかしてましたからね。
さすがに母の「ミドリちゃん、お風呂に入っていく?」には慌ててましたけど。
0617名も無き被検体774号+
2012/10/07(日) 01:49:30.37ID:Kvkj67Eu00618名も無き被検体774号+
2012/10/07(日) 01:49:41.55ID:WaGLn23O00619バース ◆H0fjJ5ft/U
2012/10/07(日) 01:50:11.41ID:SBzO9ltG0スポーツ健康体ですからね。
――
さて、そうこうしているうちに学園祭の“やきそば”イベントも終了し
年に一度の大イベント、クリスマスがやってくるわけです。
別にクリスチャンでもなんでもないんですけど。
0620名も無き被検体774号+
2012/10/07(日) 01:50:55.61ID:MEMN9R7uO0621バース ◆H0fjJ5ft/U
2012/10/07(日) 01:51:01.37ID:SBzO9ltG0これは気楽に見れますよ。
――
実は、学園祭も一緒に廻ってたんですが、何も起きなかったわけでして。
だから、クリスマスこそは関係を進展させるぞ、と心に誓うボクでした。
主よ、不順な心の我を許したまえ。
0622名も無き被検体774号+
2012/10/07(日) 01:51:51.83ID:ekQHWCkG00623バース ◆H0fjJ5ft/U
2012/10/07(日) 01:52:03.85ID:SBzO9ltG0母は強しです。
――
「ねー、ユーサク。今年のクリスマスはバイト?」
いつものように並んで帰るミドリが聞いてきます。
「いや、去年はガッツリとシフトに入ったから
今年は勘弁してもらうつもりだし」
「えっ? 去年はシフトって?」
0624バース ◆H0fjJ5ft/U
2012/10/07(日) 01:52:45.24ID:SBzO9ltG0しばしお待ちを。
――
彼女が不思議そうな顔をして聞くので、ボクは状況を説明しました。
実はクリスマスも、バレンタインも、ホワイトデーもなかったことを。
というか、去年のクリスマスにコイツのDVDの貸し出し手続きをしたのは
ボクなんですけどね。あんなに大量に借りたのに覚えてねーのか?
0625バース ◆H0fjJ5ft/U
2012/10/07(日) 01:53:21.63ID:SBzO9ltG0「そういうことかー、ハハハ」
なんだか嬉しそうに笑います。
「おまえ……人の不幸を笑ってないか?」
「ごめんごめん。そうじゃなくって――」
0626バース ◆H0fjJ5ft/U
2012/10/07(日) 01:54:09.54ID:SBzO9ltG0これまで家族以外とクリスマスを過ごしたことがなかったこと。
そして今年は初めて家族以外、それも好きな人と一緒に過ごせることが
嬉しいこと。
0627バース ◆H0fjJ5ft/U
2012/10/07(日) 01:55:06.82ID:SBzO9ltG0ちょっと複雑な気持ちになっていたこと……
ボクは、ミドリでも元カノの存在とか気にするんだなあとか思いましたね。
元カノといってもマネージャーさんとは、あの事故のようなキス以外は
手すら握ってないんですが……いや、あれはノーコンテストだ。
0628バース ◆H0fjJ5ft/U
2012/10/07(日) 01:55:57.49ID:SBzO9ltG0昼過ぎに待ち合わせをして遅い昼食。クリスマス用の飾りつけや
音楽の鳴る街中を色々と回って、夕方からテーマパークという元気な
10代らしい実にハードな設定。
今なら途中で集中力が切れてしまいますね。確実に。
0629バース ◆H0fjJ5ft/U
2012/10/07(日) 01:56:47.15ID:SBzO9ltG0街中が浮かれた雰囲気なので、こちらも何だか盛り上がります。
陽が落ちる頃からテーマパークです。
寒い冬の日没後にもかかわらず、人でいっぱいです。
0630バース ◆H0fjJ5ft/U
2012/10/07(日) 01:57:33.13ID:SBzO9ltG0わけですよ。
これが真夏だと苦しいかもしれませんが、寒い冬ならではの効果というモノが
ありましてね。
0631バース ◆H0fjJ5ft/U
2012/10/07(日) 01:58:08.93ID:SBzO9ltG030分も並べばもう抱き合うような感じになりますよ。
その方が暖かいですし、周りがそうですから、ごく自然に。
お勧めです(笑)
0632バース ◆H0fjJ5ft/U
2012/10/07(日) 01:59:21.82ID:SBzO9ltG0ボクも身長が低い方ではないんですが、彼女の背が高いせいでお互いの顔が
スゴク近くなるわけです。
その距離は、もう10cmくらいでしょうか。
0633バース ◆H0fjJ5ft/U
2012/10/07(日) 02:00:06.20ID:SBzO9ltG0周りもそうですから……しつこいって(笑)
0634バース ◆H0fjJ5ft/U
2012/10/07(日) 02:01:00.08ID:SBzO9ltG0これぞファーストキスですよ。正真正銘の。
さすがにガッツリとはいきませんが、軽くでも十分でしょう。破壊力抜群です。
もうなんか色んなことが、どーでもよくなって、わーぃわーぃという感じです。
表現力が乏しくバカっぽいですけど、これが正直な感想です。
0635バース ◆H0fjJ5ft/U
2012/10/07(日) 02:02:14.00ID:SBzO9ltG0その後も長い列に並ぶ度にボクの頭の中は「キスだ、キスだ」
しかないわけですからね。
実際その日は、調子に乗って何回キスしたか分からないくらいしましたよ。
0636名も無き被検体774号+
2012/10/07(日) 02:03:03.55ID:3fxo9X5D00637バース ◆H0fjJ5ft/U
2012/10/07(日) 02:03:05.85ID:SBzO9ltG0でも、彼女はなぜかずっと黙ってました。ボクの腕に顔を埋めながら……
そして家が見えてきた頃、やっと口を開くわけです。
「今日は楽しかったよ……ユーサク……でも……」
「でも、なに?」
0638名も無き被検体774号+
2012/10/07(日) 02:03:36.22ID:SyPZpVM600639バース ◆H0fjJ5ft/U
2012/10/07(日) 02:04:07.06ID:SBzO9ltG0生やしてください。
>>638
でも?
――
「私達って……今日のことで変わってしまうのかな……」
彼女の不安そうな顔がスゴク可愛かったことを鮮明に覚えています。
あの表情は一生忘れることができないでしょう。脳内アルバムには
今でもしっかりと残っていますからね。
0640バース ◆H0fjJ5ft/U
2012/10/07(日) 02:05:00.63ID:SBzO9ltG0ボクはミドリが大好き、何か変わった?」
「……そーだよね。でも私は少し変わったよ……
ユーサクのことが、もっと好きになった!」
というが早いか、ボクの首に両手を絡めて本日最後のキス……
ちょっと、いや、かなり激しい。
0641バース ◆H0fjJ5ft/U
2012/10/07(日) 02:05:57.98ID:SBzO9ltG0ボクは、なんだか燃え上がってしまって、力任せにギューっと
抱きしめてしまいました。
「んもっ……ぃたぃ……」
0642バース ◆H0fjJ5ft/U
2012/10/07(日) 02:07:01.53ID:SBzO9ltG0ミドリは力の抜けたボクの腕からスルリと抜け出して走っていきます。
「ユーサク、今日はありがとう! それから……大好きっ!!」
と大きく手を振ると玄関の中に消えていきました。
その姿を見つめながら、なんとも言えない幸福感でいっぱいなボクでした。
0643名も無き被検体774号+
2012/10/07(日) 02:08:06.93ID:MEMN9R7uO0644バース ◆H0fjJ5ft/U
2012/10/07(日) 02:09:01.47ID:SBzO9ltG0かわいいでしょ。
――
これでボクとミドリが、めでたく一人前のカップルになった次第です。
次は、現在に繋がる最終章となります。エピローグみたいなもんです。
0645バース ◆H0fjJ5ft/U
2012/10/07(日) 02:10:00.94ID:SBzO9ltG0クリスマスイベントから3ヶ月後。
彼女のお義姉さんの結婚式の前週のこと。
ボクは彼女の両親宅に居ました。お義姉さんに呼ばれたんです。
0646名も無き被検体774号+
2012/10/07(日) 02:10:45.21ID:f3MOVVtg00647バース ◆H0fjJ5ft/U
2012/10/07(日) 02:11:30.90ID:SBzO9ltG0……
――
その時初めて、ボクはミドリの両親に挨拶しました。
お父さんも、お義母さんも喜んでくれて大歓迎モードでした。
たぶん、色々あったことを聞いているんだと思います。
0648バース ◆H0fjJ5ft/U
2012/10/07(日) 02:12:04.55ID:SBzO9ltG0お義姉さんの核弾頭並みに破壊力のある発言で、ある意味での
ボクの人生が決定されることになります。
0649名も無き被検体774号+
2012/10/07(日) 02:12:46.04ID:ZBRoNO9c0面白いから>>1から1時間かけて全部読んできたわ
0650バース ◆H0fjJ5ft/U
2012/10/07(日) 02:13:19.82ID:SBzO9ltG0ありがとうございます。もうすぐゴールです。
――
「今日は、山下さんにお願いがあります」
なんだか悪戯っぽい目が、非常に気になるというか怖いわけですが
彼女はさらに続けます。
0651バース ◆H0fjJ5ft/U
2012/10/07(日) 02:14:11.51ID:SBzO9ltG0妹と一緒に住んであげて欲しいんです」
これにはさすがに驚きましたね。まだ高校生なのに同棲ですか?!
というか、ミドリとは……
いや、まだそういう関係には進めていないわけですし……
0652バース ◆H0fjJ5ft/U
2012/10/07(日) 02:15:03.31ID:SBzO9ltG0あまりに直球なことは言えませんからね。
「えっ?! 一緒に住む? へっ?」
0653名も無き被検体774号+
2012/10/07(日) 02:15:32.90ID:3fxo9X5D00654バース ◆H0fjJ5ft/U
2012/10/07(日) 02:16:00.97ID:SBzO9ltG0貼り付けましょう。
――
「ちょっとお姉ちゃんっ!何言ってるのっ!」
ミドリは顔を真っ赤にして両手をバタバタさせながら、あたふたと暴れてます。
「妹は友達も少ないし、何かあるとスグに荒れるし(笑)」
0655名も無き被検体774号+
2012/10/07(日) 02:16:48.19ID:SyPZpVM60なんでこんな幸せになってんだよ
くそがぁー!!羨ましいぞ!
0656バース ◆H0fjJ5ft/U
2012/10/07(日) 02:16:55.55ID:SBzO9ltG0育たないとのこと。
今までは自分がその役目だったけど、そろそろ交代の時期だろうとも。
0657名も無き被検体774号+
2012/10/07(日) 02:17:58.91ID:jWBEjWT600658バース ◆H0fjJ5ft/U
2012/10/07(日) 02:18:01.41ID:SBzO9ltG0席順のおかげだと思ってます(笑)
――
「本当は、父さん達と一緒に住めればいいんだけどな……」
お父さんは、お義母さんをチラリと見ながら呟くように言いました。
家族のことは分からないけど、それが叶うなら彼女もお義姉さんも
最初から苦労はなかったんでしょう。
0659バース ◆H0fjJ5ft/U
2012/10/07(日) 02:19:11.92ID:SBzO9ltG0さてさて?
――
ボクの頭の中は複雑でした。嬉しいんですが、なんというかまだ心の準備が
できていない感じです。あまりに急でしたからね。
正直言うと、まだそこまで考えていなかったんですよ。同棲なんてね。
0660バース ◆H0fjJ5ft/U
2012/10/07(日) 02:20:31.93ID:SBzO9ltG0アンカー間違いすいません。
――
でも、いつも自分がヘタレで、根性がないせいで失敗ばかりしてましたから
今回は覚悟を決めました。珍しく即決即断です。英断でもあります。
いや、覚悟はあのファミレスで、既に決まっていたようにも思います。
0661名も無き被検体774号+
2012/10/07(日) 02:20:34.08ID:SyPZpVM60急かすつもりはないが眠い
だが見届けたい
0662バース ◆H0fjJ5ft/U
2012/10/07(日) 02:21:40.06ID:SBzO9ltG0もう少しかな。
――
ボっ、ボっ、ボクは彼女と結婚しますっ! だから一緒に住みますっ!」
ボクの決意表明に一同「おぉ〜」となり、ミドリは大粒の涙をポロポロと
流しながら完全に固まってます。
数秒間動かなかったと思うと、突然号泣しながらボクの胸に飛び込んできました。
「ユーサク……ありがとう……大好き……」
0663名も無き被検体774号+
2012/10/07(日) 02:22:14.83ID:Kvkj67Eu00664名も無き被検体774号+
2012/10/07(日) 02:22:39.30ID:1nC65MwS00665バース ◆H0fjJ5ft/U
2012/10/07(日) 02:22:45.74ID:SBzO9ltG0おぉ〜
――
結論としては、お姉さんとミドリが住んでいた家では
一緒には住まなかったんです。せっかく決断したんですがね。
0666名も無き被検体774号+
2012/10/07(日) 02:22:49.37ID:UtCtA0Jq00667名も無き被検体774号+
2012/10/07(日) 02:23:22.70ID:5WBtBS9M00668名も無き被検体774号+
2012/10/07(日) 02:23:31.02ID:3fxo9X5D00669バース ◆H0fjJ5ft/U
2012/10/07(日) 02:24:19.26ID:SBzO9ltG0どうもです。
>>667、668
恐縮です。
――
ウチの両親が反対したんですよ。二人で生活するのは、さすがにまだ早いって。
大学はどうするんだと。それに高校生で、子どもができたらどうするんだと。
一緒に生活すれば、できちゃうでしょうね。若いですから。確実に。すいません。
0670バース ◆H0fjJ5ft/U
2012/10/07(日) 02:25:05.55ID:SBzO9ltG0「高校生で下宿して、生活している子だって普通にいるから」
これがウチの両親の意見でした。正論です。
0671バース ◆H0fjJ5ft/U
2012/10/07(日) 02:25:49.74ID:SBzO9ltG0「あんたが選んだ子なんでしょ? だったら悪い子なわけがない。
一緒に住めばいいじゃない」
この一言で決まりでした。
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています