男女間の修羅場を経験した話を書きますよ
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0001バース ◆H0fjJ5ft/U
2012/10/03(水) 23:10:45.19ID:KLGvIiLq0なんて懐かしい昔の記憶が蘇ってきました。
だから、なんとなく書いてみようかなと思った次第です。
昔のことなので、脳内で都合のいいように変換されているかも
しれませんが、とりあえず書いていきたいと思います。
よかったら、お付き合い下さい。
0514バース ◆H0fjJ5ft/U
2012/10/07(日) 00:36:29.78ID:SBzO9ltG0ボク達の前では、そのように見えました。
でも、強面でしたよ。
――
途中からはメカ夫も合流し、ボク達4人は公園で話をしました。
30分くらい話しましたかね。
彼女の状況は、ある程度までカナブンさんにも話しました。
彼は、自分の行動が彼女を怖がらせたことについて素直に謝罪をし
それを彼女に伝えて欲しいとのことでした。
0515バース ◆H0fjJ5ft/U
2012/10/07(日) 00:37:40.58ID:SBzO9ltG0帰り際に、彼はボクの目をしっかりと見つめてこう言います。
「彼女のことはアンタに任せた。俺はアンタを信じる」
「わかった」
ボクは短く答えましたが、頭の中では何だか言葉にしにくい感情が
渦巻いていました。
0516バース ◆H0fjJ5ft/U
2012/10/07(日) 00:38:43.91ID:SBzO9ltG0自分の気持ちを殺して、ボクに彼女を託したカナブン……
自らの危険も顧みず、イヤな顔ひとつせずにここに居てくれる友達……
0517バース ◆H0fjJ5ft/U
2012/10/07(日) 00:39:52.74ID:SBzO9ltG0ボクとミドリに向いている、みんなの気持ちが嬉しくて
ひとりで、ジーンとしてました。
実はその時、泣いていたかもしれません。
0518バース ◆H0fjJ5ft/U
2012/10/07(日) 00:41:11.22ID:SBzO9ltG0事務的に“一件落着”と言うには、ちょっと切なかったですが……
0519バース ◆H0fjJ5ft/U
2012/10/07(日) 00:42:53.61ID:SBzO9ltG0お義姉さんが帰ってきました。
昔の仲間の件については、片が付いたことを報告すると
とても喜んでくれて、その日は夕食をご馳走になることに。
0520バース ◆H0fjJ5ft/U
2012/10/07(日) 00:44:07.32ID:SBzO9ltG0豪華なディナーとはいかないでしょう。
それでも5人で囲む食卓は楽しいものでした。ミドリの笑顔をみるのは
数ヶ月ぶりでしたし。
0521バース ◆H0fjJ5ft/U
2012/10/07(日) 00:45:08.21ID:SBzO9ltG0送迎することになりました。名目上はボディーガードです。
本当は、もう不要なんですけどね。
0522バース ◆H0fjJ5ft/U
2012/10/07(日) 00:46:01.06ID:SBzO9ltG0ボクはミドリの家へ向かいました。お迎え初日です。
そこでまた驚くわけです。いや、今度はいい意味で。
0523バース ◆H0fjJ5ft/U
2012/10/07(日) 00:47:27.73ID:SBzO9ltG0しかも、天使の輪を装備した綺麗な黒髪。もちろん制服も普通に。
そして、照れながらボクを見るとモジモジしながら……
「似合ってるかな……」
もうね、キュン死です。ボク。
0524バース ◆H0fjJ5ft/U
2012/10/07(日) 00:48:48.79ID:SBzO9ltG0「山下さん達が帰った後で急に美容院に行きたいって言い出して
もう大変だったんだから」
「スゲー似合ってます。超カワイイです!」
ミドリは顔を真っ赤にして、相変わらずモジモジしてる。
なんだかキャラが変わってるし。
0525バース ◆H0fjJ5ft/U
2012/10/07(日) 00:50:05.51ID:SBzO9ltG0なんだか恥ずかしくて話ができません。
そのうち、ミドリから話を始めます。
去年の夏休みのことです。
0526バース ◆H0fjJ5ft/U
2012/10/07(日) 00:51:40.31ID:SBzO9ltG0みんなが、自分から離れていくのが怖かったから。
しかも夏休みに入って、仲直りしたハズのボクからメールの1本すら
来なくなっていたので、自分はもう嫌われてしまったのかもしれないと
落ち込んでいたのにと。
(この件は、つくづく面目ない……自分がヘタレだったばかりに……)
0527バース ◆H0fjJ5ft/U
2012/10/07(日) 00:52:33.63ID:SBzO9ltG0もう、どうしようもなくなったせいで、あんな風になってしまったとのこと。
彼女にしてみれば、中学の頃にそんな風になった時には、お義姉さんが
必死になって自分を庇い、支えてくれたことがあったから、今度も誰かが……
と無意識に思ったのかもしれない。
0528バース ◆H0fjJ5ft/U
2012/10/07(日) 00:54:14.94ID:SBzO9ltG0ことはできないと。
だから、自分が誰かを好きになった時には、いつかは伝えなければならない
ことだと、ずっと思っていたと。
彼女は、それを受け入れてくれる人としか付き合うことはできないと考えていたとのこと。
0529バース ◆H0fjJ5ft/U
2012/10/07(日) 00:54:57.43ID:SBzO9ltG0カナブン対策。やっぱり怖かったから。
0530バース ◆H0fjJ5ft/U
2012/10/07(日) 00:56:03.20ID:SBzO9ltG0オーケーしたらしい。
でも、すぐに手を出そうとする失礼な奴とは、二度と会わなかったと。
だから、結果として手当たり次第になったとも。
0531名も無き被検体774号+
2012/10/07(日) 00:56:44.05ID:SyPZpVM60男遊びしてるようで
セックスはしてないと?
0532バース ◆H0fjJ5ft/U
2012/10/07(日) 00:57:42.59ID:SBzO9ltG0という申告です。追求はしません(笑)
――
そういう事情だから彼らとは、噂になっているようなことは
絶対になかったということを、ボクにだけは信じて欲しいと言われました。
そんなに必死な目で見ないでも、そこは全力で信じますよ。はい。
0533バース ◆H0fjJ5ft/U
2012/10/07(日) 00:59:09.38ID:SBzO9ltG0それは過去のことだから気にしないよ」
なんてカッコつけて言ったらスゲー怒られた。というか泣かれた。
「だから信じてって言ったのに……」
目にいっぱいの涙を溜めて言われてしまいました。反省。
0534バース ◆H0fjJ5ft/U
2012/10/07(日) 01:00:41.62ID:SBzO9ltG0なぜ最初からボクにカナブン対策をお願いしなかったのか、と尋ねてみると。
彼女は、ボクがきちんと告白してくれていたなら、何も問題はなかったのに
と拗ねた目で軽く睨まれましたね。
そうでした。告白どころか夏休みは、一度も連絡してませんでした……
すいません。
0535名も無き被検体774号+
2012/10/07(日) 01:00:47.47ID:ANbxjGMi00536バース ◆H0fjJ5ft/U
2012/10/07(日) 01:02:13.81ID:SBzO9ltG0感謝
――
そんなわけで、彼女は学校にも毎日来るようになったのですが
勉強のキャッチアップは、少々辛いものがありました。
でも、一生懸命がんばると言うんで、昼休みのPCルームを使って
一緒に勉強しました。
0537バース ◆H0fjJ5ft/U
2012/10/07(日) 01:04:21.98ID:SBzO9ltG0というか、ほとんどメカ夫におまかせ(笑)
コイツは、女性耐性がまったくなかったせいで、至近距離で女子に
見つめられると、それがミドリでもまともに話ができなかったんですが
しばらくすると普通に話せるくらいまで成長しました。
0538バース ◆H0fjJ5ft/U
2012/10/07(日) 01:06:30.29ID:SBzO9ltG0志願があり、一緒に勉強するようになったんです。
ボクとミドリは部活があったんで、昼休みだけでしたが、彼らは放課後も
PCルームで集まっていたようです。
0539バース ◆H0fjJ5ft/U
2012/10/07(日) 01:08:09.80ID:SBzO9ltG0相手は、どちらかというと地味子さん系でしたがね。
でも本当にいい奴だし、イザとなるとヲタとは思えないくらい
頼もしいですから。
虹ヲタですか? まあ、それなりです(笑)
0540バース ◆H0fjJ5ft/U
2012/10/07(日) 01:09:43.52ID:SBzO9ltG0最近はボクとミドリ、虹ヲタ、メカ夫、そして地味子さん数名がひとつの
グループになってましたからね。
今年の学園祭は、楽しくなりそうだなとか思ってました。
0541バース ◆H0fjJ5ft/U
2012/10/07(日) 01:10:41.57ID:SBzO9ltG0やっぱり、色んなことがあって彼女が弱ってる時につけこむとかフェアじゃない
と思ってたんですよ。
だから、しばらく時間を置いて、彼女が元通り元気になったら決めてやるぞと。
0542名も無き被検体774号+
2012/10/07(日) 01:11:24.18ID:6NeYJ4d100543名も無き被検体774号+
2012/10/07(日) 01:11:42.25ID:b+UJmPt700544バース ◆H0fjJ5ft/U
2012/10/07(日) 01:12:05.74ID:SBzO9ltG0わかります?
――
ところが、これがいけなかった……
ある日、彼女からメールが到着するわけです。
「話がある。5時に校門で待つ」
愛想のないメールでした。なにか深刻な雰囲気が漂っています。
0545バース ◆H0fjJ5ft/U
2012/10/07(日) 01:13:11.36ID:SBzO9ltG0そうなんです。
――
部活が終わり、校門へと急ぐとミドリが待ってました。例の雰囲気です。
これは、誰か好きな男ができた様子だなと思ったです。
なんだか自分の肩がドヨーンと落ち込んだ気がします。
0546名も無き被検体774号+
2012/10/07(日) 01:14:01.10ID:JMguoQoT00547バース ◆H0fjJ5ft/U
2012/10/07(日) 01:14:07.38ID:SBzO9ltG0いかないので諦めます。
「遅くなって悪いな」
まだ約束の時間まで10分以上あるんですが、とりあえず
到着通知の第一声です。
0548バース ◆H0fjJ5ft/U
2012/10/07(日) 01:14:57.58ID:SBzO9ltG0ボクもドキドキしてました。
――
「いい……さっき来たとこだから」
彼女が力なく答えます。
0549名も無き被検体774号+
2012/10/07(日) 01:15:10.69ID:SyPZpVM60上手くいかないなら寝る!
0550バース ◆H0fjJ5ft/U
2012/10/07(日) 01:16:07.48ID:SBzO9ltG0……
――
これって、正に1年半ほど前と同じ光景じゃないですか?!
ボクはもう逃げ出したくなりましたね。これから二人でファーストフード店へ
行って、ポテトと飲み物で小一時間話すんですよね。他の男のハナシを。
あ”ーもう勘弁してくれ……
0551バース ◆H0fjJ5ft/U
2012/10/07(日) 01:17:05.99ID:SBzO9ltG0赤い夕陽の風景にもかかわらずボクはブルーでした。
文字通りトボトボと歩き、ファーストフード店へ到着。
端の席を陣取りポテトと飲み物で準備完了。
0552バース ◆H0fjJ5ft/U
2012/10/07(日) 01:17:57.79ID:SBzO9ltG0ミドリの第一声。そして……
「私、好きな男の子がいるの……でも、どうしていいかわからなくて……」
0553名も無き被検体774号+
2012/10/07(日) 01:18:24.23ID:Kvkj67Eu00554バース ◆H0fjJ5ft/U
2012/10/07(日) 01:19:23.29ID:SBzO9ltG0ボクの心も同じですが……
――
ボクとしては、一番聞きたくなかった言葉でした
目の前が真っ暗になって、気が遠くなっていくのを感じました。
終わったです。すべてが……
0555バース ◆H0fjJ5ft/U
2012/10/07(日) 01:20:02.16ID:SBzO9ltG0ポツリポツリと話しています。
デジャヴどころではないですよね。ループですよループ。全く同じ光景を
体験したことがありまよ、ボク。
0556名も無き被検体774号+
2012/10/07(日) 01:20:41.19ID:oJwtEJDp00557バース ◆H0fjJ5ft/U
2012/10/07(日) 01:21:13.69ID:SBzO9ltG0うぅぅ……
――
その場から逃げ出したい気持ちを抑え、気を取り直して挑むことにしました。
なぜなら、きっとこれが彼女からの最後の相談になると思ったからです。
視界の中で彼女が小さくなっていきます。なぜが歪んで見えてきました。
0558バース ◆H0fjJ5ft/U
2012/10/07(日) 01:21:57.86ID:SBzO9ltG0彼女を直視することはできなかったですけど。
前回の相談はグダグダになりましたが、最後の相談くらいは
きちんとしようと……うぅぅ……目から水が……
0559名も無き被検体774号+
2012/10/07(日) 01:22:05.25ID:hv4JEETI0>>1が上手くいく、と信じたい
0560バース ◆H0fjJ5ft/U
2012/10/07(日) 01:22:22.79ID:SBzO9ltG0好きな子というのは、昔から友達として仲のいい男の子のこと。
自分は彼のことが好きだという気持ちに、つい最近ハッキリと気がついたと。
0561名も無き被検体774号+
2012/10/07(日) 01:22:56.53ID:6NeYJ4d100562名も無き被検体774号+
2012/10/07(日) 01:23:01.33ID:SyPZpVM600563バース ◆H0fjJ5ft/U
2012/10/07(日) 01:23:41.79ID:SBzO9ltG0そうです。最後の1秒まで。
――
最近は彼と、なんとなくいい雰囲気まではいくんだけど、もう一歩を踏み出す
勇気がない。「好き」という肝心な一言が言えない。
だから今のままの関係を続けようと決めたんだけど、もう耐えられないと。
0564名も無き被検体774号+
2012/10/07(日) 01:24:14.49ID:oJwtEJDp00565名も無き被検体774号+
2012/10/07(日) 01:24:31.12ID:hv4JEETI00566名も無き被検体774号+
2012/10/07(日) 01:24:54.94ID:ANbxjGMi00567バース ◆H0fjJ5ft/U
2012/10/07(日) 01:24:56.09ID:SBzO9ltG0……
――
でも、もしダメだったら、友達ですら居られなくなるのかと思うと苦しくて
苦しくてどうしようもないとのこと。
実際、一言も話すことができない期間があって、その時はとても辛かったと。
0568バース ◆H0fjJ5ft/U
2012/10/07(日) 01:25:44.00ID:SBzO9ltG0wktk
――
似たような境遇の奴がいたもんだと思いましたね。
その気持ちは痛いほど分かりますよ。だからボクも真剣に答えます。
「その気持ちはよくわかるよ……
でも結局はケリをつけないと先には進めないから」
0569名も無き被検体774号+
2012/10/07(日) 01:26:18.92ID:WaGLn23O0パンツは脱いだままでいいの?
0570バース ◆H0fjJ5ft/U
2012/10/07(日) 01:26:22.34ID:SBzO9ltG0まるで自分自身に語りかけるように。
友達として居心地がいいと思うなら、そのままの関係を続ければいい。
0571名も無き被検体774号+
2012/10/07(日) 01:26:24.47ID:c8r6nYNC00572バース ◆H0fjJ5ft/U
2012/10/07(日) 01:27:23.10ID:SBzO9ltG0ファーストフード店ですからねぇ
>>571
感謝
――
でも、いつかはどちらかに恋人と呼ばれる人物が現れることになる。
その時に心から祝福できるなら、その気持ちは本物。
もし、そうでないなら……友達であり続けたことを、きっと後悔する
ことになると。
0573バース ◆H0fjJ5ft/U
2012/10/07(日) 01:27:59.54ID:SBzO9ltG0どこかの博士の受け売りです。
ここまで言ってボクは我に返ったんです。
そうだっ! ボクも同じだと――
0574名も無き被検体774号+
2012/10/07(日) 01:28:43.36ID:UtCtA0Jq00575バース ◆H0fjJ5ft/U
2012/10/07(日) 01:28:46.37ID:SBzO9ltG0今、ここでボクが想いを伝えなければ彼女は相談内容の“仲のいい子”のところへ
行ってしまう。
そうなってしまったら、ボクはヘタレな自分を一生後悔することになる。
0576名も無き被検体774号+
2012/10/07(日) 01:29:11.79ID:hv4JEETI00577名も無き被検体774号+
2012/10/07(日) 01:29:46.15ID:ekQHWCkG00579バース ◆H0fjJ5ft/U
2012/10/07(日) 01:30:28.06ID:SBzO9ltG0ktkr
>>576
頑張ってます。当時のボク。
>>577
それは履いたほうがいい。
――
「ミドリ……ボクの話を聞いてくれないか」
彼女は、急に改まったボクを見て驚いた表情ながら、コクリと頷く。
「今の話を聞いてさ……自分に重なったんだよね。
だからさ、相談途中で悪いんだけど、先にボクの話を聞いて欲しい。
その後で、そっちの相談内容の結論を決めてもらってもいいかな」
0580名も無き被検体774号+
2012/10/07(日) 01:31:06.56ID:c8r6nYNC00581バース ◆H0fjJ5ft/U
2012/10/07(日) 01:31:31.50ID:SBzO9ltG0一気にいきますよー
>>580
わーわー
――
ここまで聞いて、ミドリは俯いて黙ってしまった。ボクは構わず続けます。
「実はボクにも、同じように仲のいい子がいてさ。
もうしばらくは、友達でいようと思ってた。
でも……その子に好きな子がいるらしいと聞いて……
今、ここで伝えないと、一生後悔すると思ったんだ」
「……うん」
ミドリの目に涙が浮かんでいる。なぜだ?
0583名も無き被検体774号+
2012/10/07(日) 01:32:19.69ID:+UqtyHix00584バース ◆H0fjJ5ft/U
2012/10/07(日) 01:32:41.28ID:SBzO9ltG0ぜひ履いたままで。
>>583
返事はまだですがね。
――
「ミドリ……ボクはキミが好きな自分に気がついた
いや、これまで何年も気づかないふりをしていたんだ……
友達じゃなく、ボクの彼女になって欲しい」
額が汗でびっしょりだ。目の前の紙コップと同じ状態。
0585名も無き被検体774号+
2012/10/07(日) 01:33:10.94ID:hv4JEETI00586名も無き被検体774号+
2012/10/07(日) 01:33:22.12ID:c8r6nYNC00588名も無き被検体774号+
2012/10/07(日) 01:33:41.83ID:Kvkj67Eu00589バース ◆H0fjJ5ft/U
2012/10/07(日) 01:34:44.67ID:SBzO9ltG0遂に! 言えました!
――
不思議なもので、告白というものは言い終えてしまうと非常にスッキリ
するもんだなと。
0590名も無き被検体774号+
2012/10/07(日) 01:34:48.50ID:f3MOVVtg00591バース ◆H0fjJ5ft/U
2012/10/07(日) 01:35:39.37ID:SBzO9ltG0当時のボクもドキドキで
――
人生初の告白経験……
これまでのモヤモヤとした気持ちがウソのように心の中が透き通って
自分の心の底まで見通せる感じ。
もちろん回答が「ごめんなさい」だったら、それはそれで落ち込むだろうけど
このスッキリした感覚は、残ってくれると思ったし。いや、そう願っただけかも。
0592バース ◆H0fjJ5ft/U
2012/10/07(日) 01:36:08.41ID:SBzO9ltG0泣いているのか?
まさか笑っているんではないと思うが?
「△●※□■〜〜〜」
0593バース ◆H0fjJ5ft/U
2012/10/07(日) 01:37:03.27ID:SBzO9ltG0飛び込んできた。泣きながら何か言っている。
(ユーサクのバカ〜)と言っているように聞こえた。違うかもしれんが。
0594バース ◆H0fjJ5ft/U
2012/10/07(日) 01:38:02.58ID:SBzO9ltG0怒っているのか、悲しんでいるのかすら判断できない。
店中の注目が集まっているのを感じたけど、そんなことに構ってられる余裕はない。
0595バース ◆H0fjJ5ft/U
2012/10/07(日) 01:38:59.71ID:SBzO9ltG0やっぱり怒っているのか?
ダメなら、ひと思いに殺ってくれと思いましたね。
「相談……ユーサクのことだったのに……」
「え”?」
0596名も無き被検体774号+
2012/10/07(日) 01:39:34.67ID:hv4JEETI00597バース ◆H0fjJ5ft/U
2012/10/07(日) 01:40:17.09ID:SBzO9ltG0きましたー
――
そういえば、あまりにも似通った状況だなとは思ってたですが、そんなの冷静に
分析できる状態じゃなかったですから……しまった。早まったか。
「でも、嬉しい」
ミドリが笑顔に変わります。そして……
「返事はもちろん、イエスだよ」
まだ睫毛が涙で濡れてましたけど、それが余計に可愛かったです。
0598名も無き被検体774号+
2012/10/07(日) 01:41:03.62ID:UtCtA0Jq00599名も無き被検体774号+
2012/10/07(日) 01:41:06.00ID:lzV8fDDBP0600名も無き被検体774号+
2012/10/07(日) 01:41:15.37ID:SyPZpVM600601名も無き被検体774号+
2012/10/07(日) 01:41:23.46ID:Kvkj67Eu0もう修羅場はないよな??
0602名も無き被検体774号+
2012/10/07(日) 01:42:22.15ID:ZxnGzyZqO0603名も無き被検体774号+
2012/10/07(日) 01:42:30.90ID:f3MOVVtg00604名も無き被検体774号+
2012/10/07(日) 01:42:53.25ID:jWBEjWT60一人・・?
0605バース ◆H0fjJ5ft/U
2012/10/07(日) 01:43:37.37ID:SBzO9ltG0ありがとうございます。
>>599、604
1の冒頭で“独り”と
>>602
ナイナイ(笑)
>>603
これから脱ぎます?
――
ボクとミドリは、これで正式に? 付き合うことになりました。
でもその後、彼女にはしょっちゅう、からかわれることになります。
「告白したのは、ユーサクなんだからねー
どーしても私と付き合いたいって言ったから
付き合ってあげたんだからねー(笑)」
何かある度にコレを言われるわけですよ。そう、ずっとね。
そこまでのハッピーエンドを期待してもいいと思うんだ
0607名も無き被検体774号+
2012/10/07(日) 01:43:46.41ID:SyPZpVM60そこはオレも気になった
0608バース ◆H0fjJ5ft/U
2012/10/07(日) 01:44:18.31ID:SBzO9ltG0次は、ちょっと進展した辺りを、短めに書いてみたいと思います。
おまけみたいなもんですが、基本的にデレデレなので、そういう系が
お嫌いな方は避けた方がいいと思います。
0609名も無き被検体774号+
2012/10/07(日) 01:44:41.29ID:5WBtBS9M00610名も無き被検体774号+
2012/10/07(日) 01:44:48.08ID:+UqtyHix00612名も無き被検体774号+
2012/10/07(日) 01:45:36.33ID:fc4wulA500613バース ◆H0fjJ5ft/U
2012/10/07(日) 01:47:55.95ID:SBzO9ltG0死んだりしませんから、その点はご安心ください。
>>611、612
高校生ですからね(笑)
では、一気にいきます。
―― 第五部 進展 ――
告白から3ヶ月くらい経った頃の話です。
ちゃんと付き合うようになった二人ですが、友達期間が長かった
せいで、どうにも進展がなかったんです。
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