「ママー、あの子気持ち悪ーい」
他の子供の心ない一言。男の子は、薬の副作用で髪の毛が無くなっていた。
手術の影響で顔面に麻痺もあった。その子供の親は、
「わあホントだ!気持ち悪いねー!」
と男の子を指差して言った。しかも、大きな声で。
その言葉は、当然男の子の耳に入った。

家族がどんなにフォローしても、もう男の子が顔を上げることはなく、
帽子を深く被って顔を隠し、大好きだった夢の国を後にした。
「ディズニーランドなんか大っ嫌い! もう絶対行かない!」
男の子はブログ主に涙を浮かべてそう言ったという。


実話な上にこの男の子がもう亡くなってしまっているのが更に後味悪い。