一夏「和室がほしい」
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2011/05/06(金) 22:12:26.97ID:YI1Okv4x00002以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
2011/05/06(金) 22:13:34.54ID:i3N2N5+N00003以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
2011/05/06(金) 22:14:38.39ID:fZFNbpjB00004以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
2011/05/06(金) 22:14:43.84ID:Zmf4OMZB00005以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
2011/05/06(金) 22:15:10.43ID:+H0axi9h0ttp://up4.viploader.net/ero2d/src/vlero2d065215.jpg
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2011/05/06(金) 22:15:12.05ID:5wM77cvP00007以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
2011/05/06(金) 22:15:36.72ID:YI1Okv4x00008以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
2011/05/06(金) 22:17:02.43ID:eUXqYO+t00009 ◆bommVHCpxo
2011/05/06(金) 22:17:51.63ID:nk3J/V1n0シャルル「・・・じゃあひとつだけ言うこと聞くよ」
一夏「セシリアの飛び方が一番綺麗だよな」
ラウラ「明日22日は”夫婦の日”だそうだ」
鈴「もう地球があんなに遠いよ」
ラウラ「よし、私が一夏の姉になってやろう」
千冬「一夏、すまない」
鈴「じゃあ、あたしも家の掃除手伝ってあげるわよ」
マドカ「織斑マドカ、だ」
一夏「セシリア、一緒に料理の練習しないか?」
こういうのを書いたものです
そういう前提でよろしくおねがいします
では少しの時間、お付き合いください
0010 ◆bommVHCpxo
2011/05/06(金) 22:22:33.36ID:nk3J/V1n0一夏「はぁ・・・、憂鬱だよ・・・」
シャル「よかったら、僕が教えてあげようか?」
一夏「それはありがたいけどな、そこまでのレベルに達して無いんだよ。 まずは暗記・・・」
箒「うむ、私も暗記が大変だ」
一夏「お前らはもう当たり前に知ってることなんだろうな。 遅れてるって実感するよ」
シャル「そっかー・・・」
一夏「それに、机と椅子じゃ、あんまり長続きしないんだよな」
0011以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
2011/05/06(金) 22:25:05.24ID:u6FEXhjN0それら全部読んでないと話わかりませんってこと?
全部読んでるやつなんていないだろーに
0012 ◆bommVHCpxo
2011/05/06(金) 22:28:01.96ID:nk3J/V1n0シャル「和室・・・って、日本のタタミルームのこと?」
一夏「おう」
セシリア・シャル・ラウラ「ひいっ」
一夏「・・・?」
セシリア「わ、和室なんて作って、わたくし達をどうするつもりですの・・・」ブルブル
シャル「正座・・・痛い・・・痛いの嫌だよ・・・ママ助けて・・・」ブルブル
ラウラ「いい一夏貴様! あのような拷問部屋を作りたいとは・・・どういうつもりだ!」ブルブル
一夏「へっ?」
鈴「ぷぷっ」
0013 ◆bommVHCpxo
2011/05/06(金) 22:31:57.43ID:nk3J/V1n0シャル「あはは・・・、僕、ちょっと勘違いしてたよ」
ラウラ「うむ、私は嫁を信じていたぞ」コクリ
鈴「マジビビリだったじゃん、あんたら」
一夏「そうだな、俺達が和室使う時は・・・大抵説教食らう時だもんな」
箒「畳は良い・・・。 日本人の心だ」ウムウム
鈴「一夏の部屋、ベッドひとつ空いてるじゃない? あそこに畳敷けば?」
一夏「いや、新しい人が来たら困るだろ」
鈴「どーせ男なんて来ないわよ。 頼むだけ頼んでみたらー?」
一夏「・・・そうだな」
0014以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
2011/05/06(金) 22:36:14.99ID:NkrRVCbZO0015以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
2011/05/06(金) 22:54:16.11ID:ZOj1MnsE00016以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
2011/05/06(金) 22:56:10.86ID:SjF6ldmu00017以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
2011/05/06(金) 23:01:45.61ID:CISdiA71O0018以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
2011/05/06(金) 23:02:57.91ID:pcbblFbZ00019 ◆bommVHCpxo
2011/05/06(金) 23:20:04.88ID:nk3J/V1n00020以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
2011/05/06(金) 23:22:11.21ID:YnvM8CoC00021 ◆bommVHCpxo
2011/05/06(金) 23:23:45.99ID:nk3J/V1n0千冬「駄目だ」
一夏「そ、即答かよ」
千冬「話は終わりか? なら帰れ」
一夏「ぐぬぬ」
一夏(くっ・・・、なら鈴にもらったメモを)ガサガサ
千冬「ふん・・・、何をしても無駄だぞ」
一夏(まずは千冬姉の膝にすがりつき・・・)ガシッ
千冬「な、何をする」
一夏(上目遣いで見上げ)ジッ
一夏「・・・お願いだよ、お姉ちゃん・・・」
0022以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
2011/05/06(金) 23:25:54.22ID:yiZ/kDNg00023以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
2011/05/06(金) 23:27:57.69ID:3fvSMhCY00024 ◆bommVHCpxo
2011/05/06(金) 23:28:37.47ID:nk3J/V1n0千冬「そうだ、織斑の部屋に畳を敷くんだ」
千冬「無理? 私はやれと言っている!」
千冬「ベッドが邪魔? ならば私が細切れにしてやろう」
千冬「いいな? 大至急だ!」
0025 ◆bommVHCpxo
2011/05/06(金) 23:32:14.89ID:nk3J/V1n0一夏「まさか上手くいくとはなー」
箒「恐ろしいことを・・・。 下手すれば頭を割られているぞ」
鈴「まーまー、結果オーライってやつ?」
一夏「さて」スッ
鈴「どこか行くのー?」
一夏「せっかくだからな。 ちゃぶ台を買おうかと思って」
箒「それなら、いい店を知っている。 連れて行ってやろう」
一夏「おう、頼むよ」
鈴(ちゃぶ台売ってる店に詳しい女子高生・・・、シュールだわー)
鈴「いってらっしゃーい」フリフリ
0026 ◆bommVHCpxo
2011/05/06(金) 23:36:40.99ID:nk3J/V1n0箒「いつ来ても落ち着く店だ」
一夏「すごい店を知ってるんだな・・・。 昭和の香りがする」
一夏「おぉ、チャンネルを回すテレビだ」ガチャガチャガチャガチャ
一夏「ダイヤルを回す電話・・・」ジーコロジー
一夏「ゼンマイで動くロボット!」ウイーンウイーンウイーン
箒「何を遊んでいる」ペシッ
一夏「箒! この店楽しいな!」キラキラ
箒「そ、そうか、気に入ったらなら良かった」コクコク
0027 ◆bommVHCpxo
2011/05/06(金) 23:41:35.20ID:nk3J/V1n0一夏「いろいろあるんだなー」
箒「この、いい感じにくたびれているのが、なんとも言えない味わいを」
一夏「ふむふむ」
箒「四角と丸、どちらがいいだろうか」
一夏「うーん・・・、丸いほうかな」
箒「ふむ、ならこれはどうだろう」
一夏「へえ、いいな。 ・・・うお、これは予算では足りないぞ」
箒「アンティークの部類になるのだな・・・。 他のを見てるとしよう」
一夏「お、おう・・・」チラッ チラッ
箒「・・・これが気に入ったのか?」
一夏「あ、ああ。 せっかく箒が選んでくれたものだし」
箒「そ、そうか」ポッ
0028 ◆bommVHCpxo
2011/05/06(金) 23:46:33.98ID:nk3J/V1n0一夏「え、いや、それは悪いだろう」
箒「いつか他で返してくれれば良い。 ・・・た、たとえば、ででデートとか」
一夏「あ、・・・ああ、じゃあ借りる、な」
箒「や、約束・・・だからな」
一夏「ああ、約束だ」
店員(甘酸っぺー)
一夏「あの、これください」
店員「すみません、配達は三日後になってしまうのですが・・・」
一夏「明日から使いたいんですけど・・・」
箒「持ち帰りにします」
一夏「えっ」
店員「えっ」
0029 ◆bommVHCpxo
2011/05/06(金) 23:52:14.25ID:nk3J/V1n0箒「あとほんの3kmほどだ。 我慢しろ」テクテク
一夏「まさかちゃぶ台を背負って歩くことになるとは」エッホエッホ
箒「・・・しかし、なんというか、ちゃぶ台を背負う一夏を見ていると・・・」
一夏「亀みたいだろ? ははh」
箒「射たくなるな」
一夏「」ゾクッ
箒「ここが十点」トントン
一夏「真ん中叩かないで! 狙わないで!」
箒「・・・」ジー
一夏(殺気!? 狙われてる・・・!)
0030以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
2011/05/06(金) 23:54:03.76ID:fZFNbpjB00032 ◆bommVHCpxo
2011/05/06(金) 23:57:10.67ID:nk3J/V1n0箒「・・・、な、なにをいきなり言うのだ」
一夏「後ろから殺気を感じるから! お願い! 隣に来て!」
箒「し、仕方ないな、手を繋いでやる・・・」ギュ
一夏「お、おう」
箒「仕方なく・・・、仕方なくだぞ」ギュー
一夏「おう」
箒「〜♪」
0033以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
2011/05/07(土) 00:01:03.49ID:ClYJCQGL00034 ◆bommVHCpxo
2011/05/07(土) 00:01:15.37ID:vM7n3fb70一夏「だあっ! 重かったーー!」
箒「鍛え方が足りないのだ。 ・・・だが、よくがんばったと思うぞ」
一夏「箒、褒めてる?」
箒「ちょ、ちょっとだけだぞ! 調子に乗るな!」カァッ
一夏「へいへい」
箒「まったく、お前は・・・」
一夏「もう畳も敷いてくれてるな」
箒「ほう」
一夏「ちゃぶ台をセット!」ドスン
箒「む・・・、悪くない」コクリ
箒「これでしっかり勉強ができるな、一夏」
一夏「うっひょー! たーたーみーーー!」ズザーーー
箒「」
0035 ◆bommVHCpxo
2011/05/07(土) 00:05:44.23ID:vM7n3fb70箒「お、お前がいきなり転がるからだろう!」
箒「勉強の為という名分で用意してもらったのに・・・、これでは千冬さんに申し訳ないだろう」
一夏「そりゃそうだけどぉ〜」ゴロゴロ
箒「ゴロゴロするな! ・・・まったく」
箒(むっ)ピコーン
箒「い、一夏」
一夏「なんだよ」
箒「お、お前がここで寝てしまわないように、私が監視してやる」
一夏「えー」ブー
箒「仕方ない、一緒に試験勉強をするぞ」
一夏「お・・・、おう」
箒「うむ、仕方なく、な」コクリ
0036 ◆bommVHCpxo
2011/05/07(土) 00:09:07.11ID:vM7n3fb70シャル「そっかー、箒と二人で勉強するんだ・・・。 僕とは断ったくせに・・・」ドヨーン
一夏「いや、だから昨日も言っただろ! レベルが違いすぎるって!」
シャル「でもさぁー」
一夏「現状の俺だと、「分からない所が分からない」んだよ。 これじゃ教えてもらうこともできないだろ?」
シャル「そっかー・・・、そうだね」
一夏「分からないところをメモしておいて、後でまとめて教えてくれよ」
一夏「頼りにしてるんだぜ。 シャル先生」
シャル「先生・・・」
モヤンモヤーン(妄想スタート)
0037 ◆bommVHCpxo
2011/05/07(土) 00:13:22.66ID:vM7n3fb70一夏『分からない所だらけですよ』
シャル先生『んー、どこかな?』ピト
一夏『せ、先生、近いよ』
シャル先生『・・・あ、ご、ごめんなさい・・・』パッ
一夏『・・・』
シャル先生『・・・』
一夏『シャル先生・・・』スッ
シャル先生『織斑・・・、一夏、君・・・』
一夏「俺・・・、先生のこと、知りたい』
シャル先生『うん・・・、教えてあげる・・・、全部』
0038 ◆bommVHCpxo
2011/05/07(土) 00:17:48.79ID:vM7n3fb70一夏「しゃ、シャル?」
シャル「うん、教えてあげる! シャル先生が!」
一夏「お、おう?」
シャル「うふふー、楽しみだなー」
一夏「・・・」ポカーン
シャル「ねえ一夏、スーツとジャージ、どっちが好き?」
一夏「何の話だよ!?」
0039以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
2011/05/07(土) 00:19:46.24ID:3ufkvlOtO0040以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
2011/05/07(土) 00:20:00.06ID:5aLWeBuo00041 ◆bommVHCpxo
2011/05/07(土) 00:21:15.85ID:vM7n3fb70箒「一夏、居るか?」コンコン
一夏「おう」
箒「邪魔するぞ」ガチャ
一夏「んじゃ、試験勉強やるかー」
箒「うむ」
―――――――――――――――
―――――――――――――――――
一夏「あー、ケツ痛ぇー」ゴロン
箒「こら、サボるな」
一夏「でも、座布団も無いし、長時間はなー」
箒「明日には届くだろう、今日は我慢しろ」
一夏「ふえーい」
0042 ◆bommVHCpxo
2011/05/07(土) 00:24:52.76ID:vM7n3fb70箒「座布団は届いたか?」
一夏「おう」ゴロゴロ
箒「座布団カバーを持ってきたぞ」
一夏「おぉ」ゴロゴロ
箒「サイズは合っているはずだ。 私が縫ったのだ」
一夏「ありがとうな、箒」ゴロゴロ
箒「この白いのが、お前用だ。 そして紺色がお客用」
箒「ひとつ分だけ色が足りなくてな、赤くなってしまった」
箒「仕方ないから、これは私が使うことにしよう」
一夏「ふんふん」ゴロゴロ
箒「いい加減起きろ!」ゴン
一夏「おおぅ」
0043 ◆bommVHCpxo
2011/05/07(土) 00:28:15.03ID:vM7n3fb70箒「今日は私の好きな茶を持ってきた」
一夏「お茶」
箒「うむ、いつも入れて貰うのは悪いからな」
一夏「じゃあ早速、入れてみるか」
箒「待て一夏、この茶は入れ方にコツがあるのだ。 私が入れよう」
一夏「じゃあ頼むよ」
―――――――――――――――
―――――――――――――――――
一夏「美味いな」
箒「そうだろう、これからは私が入れてやろう」
一夏「おう」
箒「うむ、任せておけ」コクコク
0044以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
2011/05/07(土) 00:30:38.20ID:uM7CHI5N00045 ◆bommVHCpxo
2011/05/07(土) 00:32:14.16ID:vM7n3fb70箒「マイ茶碗を持ってきた」
一夏「そんなの、いいのに」
箒「気に入った物があったのでな、お前のもついでに買ってきたぞ」
一夏「へえ、「夏」の一文字か」
箒「うむ、お前の好きな季節だろうと思ってな」
箒「そして私はこれ。 「一」(ひとつ)だ。
これは私の目指す剣の道を表わしていてな、ひとつに始まり、ひとつに終わる。
それに私の得意技の一文字斬りを表わしてもいる。
正に、私の生き方と言っても過言ではない、そういう文字なのだ」ペラペラペラ
一夏「そ、そうか」
箒「うむ、そうだ」コクリ
一夏(箒・・・、すごい気迫だ。 まさに己の生き方を表わしているんだな!)
0046以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
2011/05/07(土) 00:34:20.16ID:GJ7JMNRxO0047 ◆bommVHCpxo
2011/05/07(土) 00:36:10.82ID:vM7n3fb70一夏「箒、今日は俺のほうが遅くなりそうだから、先に行っててくれ」
箒「うむ、わかった」
一夏「ほい、鍵」ポイッ
箒「うむ」パシ
セシリア「・・・なんですの、あのふたりの空気は」
シャル「まるで長年連れ添った夫婦のような・・・」
セシリア「そ、そんな!」
シャル「ちょっと様子見に行くかな・・・」
セシリア「わたくしも参りますわ!」
0048以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
2011/05/07(土) 00:36:35.56ID:2Oh5FhsV00049以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
2011/05/07(土) 00:37:24.57ID:q6KOndA2O0050以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
2011/05/07(土) 00:39:08.77ID:X1xZVaDJO0051 ◆bommVHCpxo
2011/05/07(土) 00:40:19.94ID:vM7n3fb70シャル「一夏ー、いいかなー?」コンコン
一夏「おぅ・・・、シャルとセシリアか。 どうした?」
セシリア「勉強の進み具合を見に来て差し上げましたの。 何か困ってませんか?」
一夏「ああ、折角だから見てもらおうかなー。 いろいろ難しくてな」
一夏「箒ー、お客さん。 座布団を出してくれ」
セシリア・シャル(!?)
箒「どうぞ」スッ
セシリア・シャル「ど、どうも」
シャル(一夏が白、箒が赤、僕達は紺色の座布団・・・)
箒「お茶をどうぞ」コトッ
セシリア(お二人は明らかに形状の違う茶碗・・・。 あれはペアカップでは!?)
箒「・・・」ストン
セシリア(あ、当たり前のように一夏さんの隣に)
シャル(なんなの、この二人で作る空間は!)
0052以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
2011/05/07(土) 00:40:37.95ID:vsWsjhBB0いままでの全部読んでる
0053以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
2011/05/07(土) 00:41:31.78ID:2Oh5FhsV00054 ◆bommVHCpxo
2011/05/07(土) 00:44:06.30ID:vM7n3fb70シャル「・・・以上が報告になります」
鈴「・・・なんてこった・・・、あそこであたしが送り出さなければ・・・!」
ラウラ「過ぎたことを言っても始まらん。 対策を考えるぞ」
セシリア「そ、そうですわね・・・、とりあえず、二人きりにしないようにするしかないのでは?」
鈴「そうね、あたし達で順番に一夏の部屋に行くとか・・・」
シャル「ぬるいよ」
セシリア・鈴「「へっ?」」
シャル「もうそんな段階じゃないんだ・・・。 力ずくでもあの空気を叩き潰さないと!」クワッ
セシリア・鈴「「ひいっ」」
ラウラ「うむ、いい気迫だ、シャルロット。 では明日から、全員で向かうぞ」
シャル「おー!」
セシリア・鈴「「お、おー」」
0055以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
2011/05/07(土) 00:45:30.10ID:aSJLIvag00056 ◆bommVHCpxo
2011/05/07(土) 00:47:37.43ID:vM7n3fb70一夏「はー、少し休憩するか」ゴロン
箒「もう二時間か・・・、少しならいいだろう」
一夏「おう〜」ゴロゴロ
箒「・・・」
一夏「なあ、箒」
箒「どうした? 一夏」
一夏「耳掃除してくれないか?」
箒「へっ」
一夏「いつも自分でしてるんだけどな、なんか奥のほうでゴロゴロしてるのがあって、取れないんだよ」
箒「だ、だからと言って何故私が」
一夏「こんな事頼めるのは箒しか居ないよー。 なぁ頼むよー」ゴロゴロ
箒「・・・」
箒「・・・し、仕方ないな」
0057以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
2011/05/07(土) 00:49:10.78ID:3ufkvlOtO0058 ◆bommVHCpxo
2011/05/07(土) 00:50:32.30ID:vM7n3fb70箒「う、うむ」
箒「・・・では、どうぞ」ポムポム
一夏「おう」ポム
一夏『ひゃっほー! 箒の膝枕!』
箒「!?」ビクッ
箒「い、一夏、今何か言ったか?」
一夏「いいやー? 何も言ってないぞー」
箒「そ、そうか」
箒(い、今のは一体・・・?)
一夏「箒ー、はーやーくー」ペチペチ
箒「こら、ふとももを叩くな・・・。 で、ではやるぞ」
一夏「おう」
0059以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
2011/05/07(土) 00:52:01.76ID:vsWsjhBB00060 ◆bommVHCpxo
2011/05/07(土) 00:54:33.11ID:vM7n3fb70一夏「あんまり力むなよー、怖いよ」
箒「ああ、すまん、そーっとだな」
一夏「あ、いいかんじ・・・」ウットリ
箒「取れた! 取れたぞ一夏!」
一夏「おお・・・助かった。 反対側も頼むよ」ゴロン
箒「ふふ、任せておけ」ムニョ
一夏『あー、箒のふとももとおっぱいに挟まれて幸せー』
箒「!?」
箒「い、一夏?」
一夏「・・・んー」ウットリ
箒(一夏が喋ったわけでは・・・ないのか?)
0061以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
2011/05/07(土) 00:55:47.19ID:uM7CHI5N00062以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
2011/05/07(土) 00:56:17.69ID:utz2/MCs0安心して見られて好きよ
0063 ◆bommVHCpxo
2011/05/07(土) 00:57:25.42ID:vM7n3fb70一夏『もっとおっぱい押し付けてくれないかなー』
箒「・・・」ムニョルン
一夏『うっひょー! ナイス! ナイスおっぱいだよ箒!』
箒「・・・(///」
一夏『このまま、ぱふぱふしてくれないかなー』
箒(ぱふぱふ・・・? 何のことだ?)
箒『ぱふぱふ って何だ?』
一夏『ぱふぱふ ってのは、おっぱいで顔を挟む桃源郷のことだよ!』
一夏「・・・?」
箒「どうした、一夏」
一夏「いや、何か聞かれた気がして・・・」
箒「き、気のせいだ」
箒(こちらからも思考を送れるのか・・・)フムフム
0064以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
2011/05/07(土) 00:58:06.82ID:W0vxRM6c00065以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
2011/05/07(土) 01:00:36.58ID:ClYJCQGL00066 ◆bommVHCpxo
2011/05/07(土) 01:00:57.70ID:vM7n3fb70一夏『あぁぁぁ・・・おっぱいが・・・! さらば愛しの桃源郷・・・!』
箒「も、もう少しこのままでもいいぞ」
一夏「へっ」
箒「最近頑張っているからな、その褒美だ」ナデナデ
一夏「お、おう」
一夏『おっぱいよ! 私は帰ってきたぞー!』
箒(一夏は・・・、む、胸が好きなのかな・・・?)
箒『む、胸は好きか?』
一夏『大好きです!』キリッ
箒(そ、そうか・・・胸は好きなんだ・・・)ホッ
0067 ◆bommVHCpxo
2011/05/07(土) 01:05:26.80ID:vM7n3fb70一夏『おぉぉぉ! おっぱいがぁぁ!』
箒「・・・(///」 モニュモニュモニュルモニュリーン
一夏『こ、これは・・・! ぱふぱふ・・・!』
一夏「ほ、箒?」
箒「どうした? 一夏」
一夏「い、いや何でもない」
一夏『気付いてない? 気付いてないの!?』
箒「・・・(///」
一夏『はぁ・・・幸せやで・・・ワイ幸せや・・・』
0068以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
2011/05/07(土) 01:06:32.89ID:t5IRFjFX00070 ◆bommVHCpxo
2011/05/07(土) 01:08:25.26ID:vM7n3fb70シャル「僕、もう我慢できないよ・・・」
ラウラ「よし、突入!」ドバーン!
一夏「うわ、なんだお前ら!」
鈴「シャル! 窓開けて!」ダダダ
シャル「うんっ!」ガラッ
鈴「行くよ甲龍! 必殺!畳投げ!」ヒョイヒョヒョイ
一夏「な、何するんだよ! ・・・う、動けない」グググ・・・
ラウラ「動くな、二人とも」
箒「くっ、アクティブ・イナーシャル・キャンセラーか・・・!」グググ・・・
セシリア「お行きなさい! ブルー・ティアーズ!」ドンドンドン!!
一夏「ああ、畳が粉々・・・」ガックリ
0071 ◆bommVHCpxo
2011/05/07(土) 01:11:26.05ID:vM7n3fb70一夏「畳の再申請は通らなかった」
箒「そうか・・・」
一夏「空飛ぶ畳が、花火になるところを見ていたそうだよ」
セシリア「・・・」ツーン
一夏「前に通用したおねだりをする前に、蹴り出された」
鈴「そりゃそうでしょ」フン
一夏「はああ〜」ションボリ
箒「・・・」
0072以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
2011/05/07(土) 01:12:53.53ID:utz2/MCs00073 ◆bommVHCpxo
2011/05/07(土) 01:15:06.41ID:vM7n3fb70箒「・・・誰もいないな」コソコソ
箒(折角いい雰囲気だったんだ・・・。 このまま終わる訳には・・・!)グッ
箒「・・・」ソロリソロリ
鈴「どこに行くのかしら? 箒」
箒「」ビクッ
セシリア「逃がしませんわよ」ガシリ
箒「はっ、放せ!」
鈴「どうせ一夏の部屋に行くんでしょ? 一緒に行きましょ」ガシリ
箒「くっ・・・、独りで行かないと意味がないというのに・・・!」ズルズル
0074 ◆bommVHCpxo
2011/05/07(土) 01:18:29.28ID:vM7n3fb70一夏「・・・で、みんな来た、と」
箒「・・・」プクー
鈴「だいたいねー、あんた達がイチャイチャしてるから悪いのよ!」
一夏「そ、そんなことしてねえよ!」
シャル「一夏・・・? してたよね・・・?」ドロドロ
一夏「す、すみませんっ!」ドゲザー
一夏「そ、そうだ! お茶を入れるよ!」
箒「そ、それなら私が・・・」
一夏「いいから、任せてくれよ」
箒「・・・」ションボリ
0075 ◆bommVHCpxo
2011/05/07(土) 01:22:00.48ID:vM7n3fb70セシリア「紅茶と違った味にも、随分と慣れましたわ」
シャル「なんか、落ち着くよね」
ラウラ「毒の心配が要らないのは、いいことだ」
鈴「いや、それはどーなの」
箒「・・・」
一夏「はい、箒も」コトッ
箒「あ・・・」
箒(私の、茶碗)
一夏「俺のも」コトッ
箒「!!」
0076 ◆bommVHCpxo
2011/05/07(土) 01:25:55.13ID:vM7n3fb70箒「い、一夏、気付いて・・・!?」
一夏「ん? 何のことだ?」ニコ
箒「〜〜〜!」マッカー
一夏「この茶碗はずっと置いておくから」
一夏「いつでも、使いに来てくれよ」
箒「・・・! ・・・!」コクコク
一夏「片割れがいないと、「夏」も寂しがるだろうしな」ニヤリ
箒「・・・! ば、馬鹿者!」
おわり
0077以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
2011/05/07(土) 01:26:06.58ID:AHYQdq9L00078以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
2011/05/07(土) 01:26:56.81ID:utz2/MCs00079 ◆bommVHCpxo
2011/05/07(土) 01:28:01.61ID:vM7n3fb70一夏と箒は、ISが無ければきっと地味にくっついていたと思います
お付き合いありがとうございました
0080以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
2011/05/07(土) 01:28:36.71ID:yKmagtfz00081以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
2011/05/07(土) 01:32:00.41ID:X1xZVaDJOでもやっぱり箒だけは好きになれないなーって
0082以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
2011/05/07(土) 01:33:55.55ID:kBdmmZv600083以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
2011/05/07(土) 01:40:58.72ID:CrKFnjMZ00084以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
2011/05/07(土) 01:44:32.82ID:DQu04O8c00085以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
2011/05/07(土) 01:47:02.64ID:VpWXXirzO>>1乙
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