律「ばかばかしい・・・」

さわ子「この増大の周期と規模は、今の磁場を観測することであらかじめ予想ができる。
    観測してるのはこことは別の施設だけどね。」

さわ子「そして最近、過去に例を見ない規模の磁場の増大が予想されたの。
    この施設の力で抑えても、ほんの僅かだけ磁場が放出されてしまう」

さわ子「僅かといっても、十分強力な磁場よ。
    例えば、近くを飛んでいる飛行機の計器を狂わせて墜落させるくらい・・・」

律・紬・和「・・・まさか」

さわ子「そう。あなたたちの飛行機は島の磁場のせいで墜落したのよ」