<性体験ある高校生>1割がクラミジア感染 厚労省調査
性体験のある高校生のうち約1割が、性感染症(STD)の一種、
性器クラミジア感染症に感染していたことが厚生労働省の研究班の調査で分かった。
STDはエイズウイルス(HIV)の感染率を3〜5倍高めるとされるが、
全国高等学校PTA連合会が実施した別の調査では、高校生の4分の1以下しか、その認識がなかった。
 性交渉の経験者は男子高生が全体の31.1%、女子高生は43.6%。
このうちクラミジアに感染していたのは男子6.7%、女子13.1%で、
全体では10.6%に達した。年齢別では16歳の女子高生が17.3%で最も高い。
欧米の女子高生の感染率は1〜4%で、日本は際立って高いという。
 毎日新聞) - 5月4日3時3分更新