元卓球監督に逆転無罪判決 女児へのわいせつ行為否定

 小学生の卓球チームを指導中、当時5年生だった女子児童の体に触った
として、強制わいせつ罪に問われた元チーム監督竹内真一郎被告(46)
の控訴審判決で、高松高裁の古川博裁判長は15日、懲役8月、執行猶予
3年とした1審高知地裁判決を破棄し無罪を言い渡した。
 被害者とされた女児の証言などに基づき、わいせつ行為があったと判断
した1審判決に対し、竹内被告は「指導のため足を触っただけで、わいせ
つな行為はしていない。女児はうそをついている」などと無罪を主張、控
訴していた。
 1審判決は、竹内被告が2002年4月12日、高知市内の小学校体育
館で練習中、倉庫内で女児のズボンの中に手を入れ、太ももをなでたと認
定していた。(共同通信) [6月15日13時50分更新]

この裁判官と同一なのか?