82 名前:元・麻布支部コミッティ 根本 栄 投稿日:02/03/17 03:11
 この頃の私はまさにボロボロでした。コミッティになってから、まともな
休日はほとんどありません。日に日に、体が動かなくなっていきます。
 会社も休みがちになり、日常生活さえまともに送れなくなってきました。
それでも支部での活動を休むことはできなかったのです。
 さらにコミッティともなると多くの神業に参加せざるを得ません。消費者
金融で金を借りては神業に参加するようになり、借金がかさんできました。
 深見氏の言動は日増しにエスカレートしていき、メイトは無軌道になって
いく……。そして、それをおかしいと思う人間はどこにもいない……。ある
いはおかしいと思ってはいても誰も口に出せない。
 私は、肉体的にも、精神的にも、経済的にも、限界に近い状態でした。


 ●ドリコメ第3回●。
 1997年9月。「騙してでもいいから入会者を増やせ」。深見氏の言葉にした
がって、第3回目は、メイトが総力をあげて行う大イベントになってました。
 このときは、本部から深見氏監修のマニュアルビデオが支部に配布されま
した。入会をすすめる時には「私たちは宗教団体ではありません、明るく楽
しく幸福を追求している団体です」と断言せよ、といった指示が30分ほど
にわたって行われていました。
 またそれまでの全国一斉に開催し、支部ごとに入会者数を競うという形式
をやめて、1ヶ月にわたって日にちをズラして順次開催することになりまし
た。そして自分の支部が開催していない日は他の支部に応援に行くのです。 
 ですから、一ヶ月の間、自分の支部のドリコメとその準備、今週は他の支
部の応援、来週はまた他の支部への応援とほぼ休みがないような状態でした。