NECのモバイル事業を統括する中村勉常務が7月2日、NEC埼玉でマスコミ向けの会見を行い、グローバル市場での
今後の戦略を話した。

全世界でのNECの携帯出荷台数1550万台のうち、現在海外比率は約3割。2004年度は、これを5割まで高めていく。
その中心となるのが中国だ。
「日本ではなく中国を中心にグローバル展開をする。日本でのリソース不足を中国で補う」と中村氏。
日本主導では中国での進展は難しいと判断し、5月末にNEC通訊(中国)の設立を発表(NECプレスリリース)。
盧雷(ブライアン・ルー)氏をトップに据えて、権限委譲を進める。
これまでは中国市場においても、マーケティングや商品企画については日本のNECが行っていたが、
今後はNEC通訊に一任。「日本発じゃなくて中国発の商品企画で進めていきたい」。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040702-00000009-zdn_m-sci

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