受領書の指紋が決め手…“助けて詐欺”で男逮捕

81歳の女性においを装って電話をかけ、現金をだまし取ろうとしたとして21歳の男が逮捕されました。
逮捕の決め手は、男が女性に渡した受領書に残っていた指紋でした。
浅川倖輝容疑者は去年8月、「電車でかばんをなくした」などと東京都内に住む女性においを装って電話をかけ、現金150万円をだまし取った疑いが持たれています。
警視庁によりますと、現金の受け渡し場所に現れた浅川容疑者に対し、女性が「知らない人にはお金は渡せない」と言って受領書を書かせ、紙に残っていた指紋から浅川容疑者が浮上しました。
取り調べに対し、「知人に頼まれただけだ」と容疑を否認しています。

また、東京・江戸川区に住む78歳の男性に息子を装って嘘の電話をかけ、現金500万円をだまし取ろうとしたとして、無職の新城寿典容疑者(20)が逮捕されました。
取り調べに対し、「やばい仕事をしていると思ったが、金が欲しかった」と容疑を認めています。

http://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000006601.html