続き

時々日本のWEBサイト上でも、「晩年のエルヴィスはドラッグの影響で奇行が目立ち、
まともにステージをすることができなかったらしい」という噂も見かけます。
それらは多分、上記の通りの好き勝手な彼のステージを初めて見聞きした人々が、
現在の「エルヴィス伝説」の固定観念もあって、「確かにこれは尋常じゃない」と思ったことから流された噂でしょう。

若い頃から仲間達の間で『クレイジー』と呼ばれていたエルヴィス。
70年8月のベガスのショーでは、「初めて私を見た人は狂っていると思うことでしょう…
私は昔からそう思われていたんです(笑)」と本人自ら語っています。
『エルヴィスの奇行』は晩年に始まったことではありませんね。