第26回 そして誰もいなくなった。
長崎ロケ第二弾 ふるさとでお見合いに行ったゴリさんが出迎えた女中のせいで金持ちの息子に間違われて拉致されブツのありかを教えろと
最初から無茶ぶりがすごい展開 お巡りさんを殴って車で連れ去られた先は金持ちの社長の家
船会社の社長は亡くなって息子が財産を相続するために帰郷 それを船乗りの元社員たちがヤバい仕事(保険金詐欺)
のブツのありかを白状させるために
間違ってゴリさんを拉致したがゴリさんは息子に成りすます。ゴリさんが何も知らないことがバレると一緒にブツを
探すことに。社長は土葬されたと女中が白状 仲間割れしたボースというおっさんが墓堀に行くとなにものかに殺された。
ハゲの元船長とゴリさんが家に戻るとゴリさんが刑事だという新聞記事が部屋に貼られていて
逆上した元船長はゴリさんに銃口を向けた瞬間 ズドーンと誰かが二人を撃ち殺した。
それが真犯人で元社長は生きていてブツを独り占めするためにもと社員たちの仲間割れを誘引するために息子を
東京から呼んだということだった。
ブツは宝石類だった。最後のどんでん返しでゴリさんとハゲの船長は生きていて
社長が女中=愛人が飲ませようとした毒入りワインに気づいて女中を殺す寸前でゴリさんに逮捕される。
この社長役は菅井一郎と言ってトーキー時代から活躍している結構その世界では有名な人らしい
撮影の翌年に66歳で亡くなっている。
サスペンスモードでめずらしい太陽にほえろだが、そもそも社長が生きてるときにヤバい仕事の分け前をもらえなかった
元社員が拉致しなかったのが不自然 また社長が自分を死んだことにしても息子に財産が相続されるので息子が狙われるわけで
社長は死亡診断書を書いた医師も殺してるし 元社員から恐喝されてて自分が死んだことにしようとしたのかどうか
そこの部分が描かれてないのでなんか腑に落ちないストーリーになってた。
冒頭シーン ボスやショーケン ゴリさんがはしゃいでた弓張ホテルは85年に倒産 現在は弓張丘の上のホテルに建て替えられている