#9 兇悪の口紅…「お母さん! お母さん!」と何度も連呼しながら「母」の首を絞めるシーンは
ジュディさんの名演だった

>>406
娘には、あの悪女のどこかに「母」を見いだしたい、信じたい気持ちがあったのでしょう
ところが、女は冷酷極まりない態度でその気持ちを踏みにじった
娘は「嘘でしょ? なぜ?」という、裏切られたような、絶望的な心境に突き落とされたのでは

こうした愛憎・恩讐の葛藤は、「犯行動機は何か」というような、
通常の捜査の目線ではなかなか見えにくいものなんじゃないかな
だから会田や四方は、一課の刑事らと対立してでも、娘が自分の口から語ることを待ったのではないか
そこにドラマとしての面白さが生まれるのだと思う