これまでに起こった出来事を完全に忘れているような最終回だった。

・野田家
 今回のシリーズはあかりの失踪から始まったのに、中盤でスイスから手紙が届いただけで、後は完全に佐枝の生き方探し一色に。しかもあかりの存在を誰もが忘れ去っているね。

・小島家
 貴子が居なくなって加津が戻ってくるという展開にウンザリ。いっそ、加津の代わりに貴子に幸楽のメンバーになって欲しかった。
 そして何より、あの直子があのまま大人しく引き下がるというのは可笑し過ぎる。ある意味、今シリーズ一番の鬼だっただけに、最終回には小島家と和解して欲しかった。

・高橋家
 突然の離婚で、しかもそれに至る経緯を描いたのがほんの数回だったため(ナンシーが出たのもたった一回)、視聴者おいてけぼりのシリーズだった。

・葉子
 ただ透の試験のことだけだったね。途中、透が失踪したのが唯一のドラマというのはどうなんだろう。やっぱり山口家あっての葉子という気が。

・本間家
 これは今シリーズ、かなり動きが多くて面白かった方だ。

 これだけ消化不良な問題があったのに、最終回は貴子・小宮との別れと、加津の話中心。
 ひどい言い方かもしれないけど、、、なんだか今回のシリーズは、適当に話をいじくっただけのシリーズのような気もする。
 小宮さんも、あんな中途半端な消え方をさせるなら最初から池内さんのような大物を使わなければ良かったのに…