ビデオとフィルムどっちが、リアルなんだって?話だが、どっちの
技術者もこっち(自分)だって言ってる。
解像度がどうとか、持ち出すまでもなく……ビデオ派がリアルだって、
言うのは、大ライトだと大ライト、中ライトなら中ライトの光のように写る。
カツラなら、カツラに写り、セットはセットに写る。だから、リアルなんだと。、
特撮で言うと、模型は模型に、ゴムでできた怪獣は、ゴムで出来た怪獣
に写る。
リアル=本当の現実をビデオは、よく映し出せると思う。
だが、私たちフィルムドラマ派(←こんな表現でいい?)は、あくまで、
ドラマとしてのリアル映像を求めているのである(と思う)。
大ライトを太陽の日差しに、中ライトは、街灯の光に見え、カツラは境目が
わからなく、できたてセットは、十年暮らした部屋に……。
フィクションであるドラマをよりフィクションとして楽しめるように、そんな嘘の
リアルを、フィルムは作り出してくれると思う。

本当の現実のリアルを写すビデオは、ニュースとかで、
嘘の現実のリアルを作り出すフィルムは、やっぱりドラマで……、
でも、だいぶんビデオ撮りのドラマになれちゃたなぁ〜。

最近、ビデオとフィルムの違いを、映画をレンタルビデオで見たから、ビデオだ。
映画を家庭のビデオデッキで録画したので、ビデオ撮りだ。
と思ってる人がいる時代で……(w。