必殺シリーズ14 すっげ〜世界・・・ スキスキ!
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
0857名無しさん@お腹いっぱい。
02/06/17 00:43ID:5DbUuEZ0殺し技のバカバカしさ加減は、初期のほうが大きかったね。
レントゲンで骸骨の口がパカッと開いたり、ヤメテトメテとか、足の指で殺しとか。
しかし演出の工夫や努力で全体としては重厚な雰囲気が保たれていた。
仕事屋でオカマ出しても、妙にコミカルなBGMも無く突然登場するもんだから、ドラマの流れに違和感無く、逆に見ていて「あ〜、またこいつ邪魔じやがって!」って気分になっていた。
「じゅ〜んちゃん!」とは大違いだよ。
ギリギリのところでバランスを保っていたのが新仕置。
パターン化したコミカル部と重厚感がモザイクのように織り成すバランスは絶妙。
殺し技のバカバカしさが見事に昇華した最後の例は三味線糸首吊りかな。
ソレ以降の殺し技は、美形殺し屋路線に乗って逆に格好良さを強調しようとするあまり失敗しているように思える。
あらゆる要素がそれぞれの思惑で解釈されて昇華された偶発的要素が、初期作品を名作たらしめているんじゃないかな。
それゆえに、もういちどやろうとしても出来ないもどかしさが、見る側にも作る側にもあるのではと思う。
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています