必殺シリーズ14 すっげ〜世界・・・ スキスキ!
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02/05/04 02:33ID:VEdY30Zf盤嶽の一生を見てみたが
谷川賢作のシンセは時代劇に不向きなように思うのですが…
役所広司も時代劇には不似合いだとどうも最近思うようになってきたし。
一方で石坂浩二の育ちの良い黄門様はなかなか良いとこちらも最近思うようになりました。
CSで頑張ってるのは日本映画専門チャンネルだけ
と、こちらもつくづく思うようになりました。NECOは息切れ気味で、東映CHと衛星劇場は
相も変わらず、ですし(でも「非情のライセンス」と石井輝男の松竹アクションが捨てがたいが)。
いま日本映画専門CHで一押しなのは市川崑特集と酒井和歌子特集ですが、中でもこれは!と
いうのが山本迪夫監督による「悪魔が呼んでいる」(70,東宝)。「血を吸う人形」と併映
された本作品は酒井和歌子が岸田森に血を吸われる…というのではなく、次々と不可解な事件に
巻き込まれるミステリーもの、なんですって。しかし彼女のラインナップを見ると仕事を選んで
いない、というか本当に様々な作品に出てるんだよなぁ。以前インタビューで'仕事ですから'と
あっさり答えていたのが人柄を感じさせてしみじみ、です。
「日本の青春」(日本映画専門チャンネル)
酒井和歌子特集の一本で、戦中派世代の悲哀を藤田まことの主演で描いたメロドラマ。戦時中に
藤田の恋人だった未亡人(新玉三千代)に20数年ぶりに会う一方で、リンチを受けた上官(佐藤慶)
とも出会い、藤田の息子(黒沢年男)は佐藤の娘(酒井和歌子)と付き合っていた…という実に都合
が良く、70年代に入る辺りの状況が無理に盛り込まれた(と、今見るとそう思う)展開なのですが、
藤田まこと主演のおかげで、物事の理不尽さを陰々滅々と重苦しく描く小林正樹の作品にしては
割と最後まですんなり見ることができました。この時のキャラクターが仕事人やはぐれ刑事につ
ながったのでしょうか。
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