チェンは羽生に対して「彼は五輪で2度優勝している。そして私は1度もない。だから私たちは全く別の空間にいる」「彼と関わる中で感じるのは、彼はとても純粋な人間で、ナイスな人柄を持っている」などとコメントし、さらにこう続けている。

「そして、彼と話すことはとても楽しい。私は彼の14年の五輪と18年の五輪を見て、刺激を受けて育ってきた。そして今も。彼は長い間成功を収めている。それは本当にチャレンジングなことだし、感銘を受けている」

 羽生が3位だった世界選手権で3連覇を飾るなど、実績を積み上げ続けるチェンにとって、羽生は憧れの存在であり続けている。