レイプ中にとんホしゃま〜と呼ぶことで鶴をますます煽っているのではないか;;
そう考えたくわえは試しに別の名を呼んでみることを決意したよ;;
かといって他に思い浮かぶ名前もない;;
ああっ;;やだ壊れる;;壊れちゃう鶴丸様〜;;
仕方なく絶頂で鶴の名を呼び意識を手放す寸前のくわえの眼に何故か泣きそうな顔の鶴が映ったよ;;
それからというもの格段に優しくなった鶴とのセックス;;
丁寧な前戯に苦痛はないかと繰り返し聞かれる挿入;;
目も眩むような快楽のあとに気遣われる身体;;
セックス以外でも変化はあり事あるごとに届くツボを押さえた贈り物;;
きみこの鶴丸国永が釣った魚に餌はやらないような小物と思われたら心外だぜ?結婚しても趣味の驚きグッズを買う僅かな小遣いを除いて稼ぎは全てきみに渡す;;うまく切り盛りしてくれ;;
セックスの時に名前を呼ぶようになっただけでこの豹変ぶり;;
混乱したまま関係を続けたある日の朝;;
朝日の中眠る鶴の顔をくわえは見つめるよ;;
まぶたを閉じた鶴はいっそあどけなくこの世のものとは思えないほどに美しかった;;
いまにも金色の瞳がカッと開くのを怖れるくわえの心とは裏腹に鶴は眠り続けとうとう唇の端から涎が滴った;;
その途端鶴は跳ね起きたよ;;
ごしごしと唇を擦り顔を真っ赤にして鼾をかいたりしなかったかと聞く鶴に驚いて首を振るくわえ;;
そうか;;いやよかった;;きみの隣はどうも居心地が良すぎる;;
鶴丸様;;
鶴と呼んでくれないか;;もうきみには全て見せた;;俺はきみだけの鶴だ;;
鶴丸様……鶴;;
この人の種なら孕んでもいい;;
朝日に照らされた鶴の笑顔を見てくわえの子宮という名の畑が波打ったよ;;