今季3戦、けがなく3連勝を飾った。直接対決はしていないが、今季のGP2戦では、羽生がともにチェンを得点で上回った。「ネーサン選手はこんなもんじゃないと、すごく分かっている。彼のベストと戦いたい」。
4回転ルッツも練習しているが、
「できるよ、とは言える。(ファイナルで入れるかどうか)それを言うのは、野球で先発ピッチャー誰って言うのと変わらない」とファイナルへの戦略は、笑ってはぐらかした。

 2週後の大一番。トレーニング、移動、体への負担は大きいが、大きな手応えが羽生にはある。
「ピークは意識したわけじゃないけど、結果的にちょうどよくファイナルに合う感覚がしている」
17年は右足首負傷で進出できず、18年は権利を得ながら出場できなかったシーズン前半の世界一決定戦。最強のライバルを明確に意識し、たぎる羽生が3年ぶりのV奪回に突き進む。

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