実は、羽生は今大会の公式練習でも「緊張した」のだという。「感触としてロステレコム杯(ロシア杯)に近くて、1発ループをきえいに降りたけど、曲かけ(練習)のループは怖くて(2回転になった)」とためらいもあったと明かした。

「そこからはきれいになら跳ぶ、ちょっとでも不安ならやめようと思って練習していた」と慎重を期していたという。
また、「朝の練習は正直、不安しかなかった。ジャンプの調子ではなく、最後まで怪我したくないという気持ちが強くて。試合とは違う緊張感でした。ひたすら怪我したくないと思っていた」と本音も口にした。