■スケートカナダ圧勝の羽生結弦。 ジャンプに込められていた今の心境 10/29(火) 18:10配信 webスポルティーバ 折山淑美●取材・文(1/2)
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20191029-00876030-sportiva-spo&;p=1

>  羽生は、オータムクラシックのフリーでは最初の2本のジャンプで着氷を乱し、後半のトーループでは回転不足を取られてはいたが、
> 全体的にはGOE(出来ばえ点)加点も低く、演技構成点は8点台も出て最高は9.15点と抑えられていた。

>  その評価を見て羽生は、自分の演技の中からつなぎの部分の複雑な動きを外そうかとも考えたという。ジャンプの確率を上げるためにはスピードを落とし、
> 静止した状態からしっかり体勢を整えて跳ぶほうが明らかに確率も上がるからだ。力も使えるのでジャンプ自体も高くなり、幅も出てくる。

>  しかし、「それをしようかとも思ったんですけど、僕はやっぱりその道ではないなと考えながら、このスケートカナダに来たんです。
> それでもう一回、自分がやりたいものをぶつけてみようと思ってやった結果、今回のような評価をもらえた」と笑顔を見せた。

> 「自分がやってきている道が本当に正しいのか正しくないのかというところで、少し迷っていたんです。ジャンプを跳ぶ前にすごい静止状態から跳ぶことが、果たして正しいジャンプなのかどうなのか......。
> たとえばステップから跳んだジャンプだったり、ジャンプを終わったあとにステップをやったりとか、そういうものが正しくて、全部評価されているのか、とか。

>  そういうことに関しては、今シーズンが始まってからすごく疑問を持っていたんです。そこをいちばん重視してスケートをやってきていたし、そこが自分の武器だとも思っていたので。
> 今回、それをしっかり評価していただけたのは、この道でよかったなと自信になったし、これからまた4回転ルッツとか4回転アクセルをやっていくにあたっても、
> そういう道を進んだうえで、難しいことをやらなくてはいけないなという確信になりました」