日本大衆文化の流入制限の緩和
1998年 金大中大統領が来日し「日本の大衆文化解禁の方針」を表明。
日本の歌は「国家の尊厳と民族の矜持を損傷するおそれがある」と放送禁止
韓国人の作詞作曲で韓国人が歌う歌謡曲であっても「日本的」な雰囲気が強いものは「日本色」「低質」とされ
規制対象に含まれる。1965年には,159曲ものトロットが「日本色歌謡」として禁止曲指定を受けるに至った。

2004年1月1日をもって韓国政府は第4次開放を実施すると発表した。これによって日本のCDや地上波以外での
テレビドラマの放送が解禁された。しかし2005年3月の島根県議会による「竹島の日」制定等で日韓の外交政治
関係は一気に冷え込んだ。この為、日本文化開放は第4次開放で中止になったまま現在に至る。

2011年2月23日には、韓国の鄭柄国文化体育観光部長官が、地上波での放映が禁じられている日本のテレビドラマや
歌についても、解禁に積極的な姿勢を示したが、そのコメントに対して文化体育観光省としての立場として「(鄭氏が)
日ごろの考えを語ったもので、開放措置を実施する計画はない」と改めて日本文化開放を否定するコメントをしている。

2011年(平成23年)8月29日、日本の自民党は、自民党として正式に、韓国の地上波で日本の番組が解禁されて
いない不公平を民間でも相手国の放送局へ追及するよう、同党所属の片山さつき参議院議員を通じ、日本民間放送
連盟会長広瀬道貞に対して要請を行った。


2018年現在の韓国の法律では
日本のテレビドラマは地上波では全面的に放送禁止。
日本語の歌は地上波では基本的に放送禁止。