2chが選ぶこのミステリーがすごい!
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0001ラノベから来た
2006/12/17(日) 01:27:45ID:b3hmxYK40547名無しのオプ
2010/02/16(火) 01:37:55ID:noGSbsBO・前作以上に面白い、爆笑必至。ワイルドは邦訳作全部好き。
・前作に負けない出来。今まで訳されなかったのが不思議。ワイルドは残り全部訳してくれ。
『荒野のホームズ、西へ行く』
・去年の過小評価大賞。エンタメ小説として異様な完成度。
・エンタメの見本のような良シリーズの佳作
『麗しのオルタンス』
・ひたすらお馬鹿なメタフィクション。全編が悪ふざけで構成されており、
全編通してニヤニヤしながら(時には爆笑しながら)読める。
・一歩間違えれば寒くなるのを超絶技巧で支えた怪作。
『災厄の紳士』
・フーダニット名人の技巧ぶりは本作でも健在
『騙し絵』
・遊び心に乾杯!
『ユダヤ警官同盟』
・歴史改変もので、チェス小説でもある。このミス3位。
前半がやや冗長。ミステリとしては、はっきり言ってつまらなかったが、
チェスをポイントとするハードボイルドなストーリーは楽しかった。
・ダメ男小説として楽しんだ
『解雇手当』
・スウィアジンスキーって変な作家!
・「メアリーケイト」は見掛け倒しだったが、これはスピード感があって読ませるサスペンス
『泥棒が一ダース』
・昨年度の断トツ。早川書房の現代短篇の名手たちシリーズ
0548名無しのオプ
2010/02/16(火) 01:39:55ID:noGSbsBO・説明不要。ウィンズロウがこんな傑作を出したのは感銘深い。
『世界名探偵倶楽部』
・新本格風味というか、日本以外に現代でこんなの書くのが居るんだから南米ミステリって変。
『バッド・モンキーズ』
・信用できない語り手もののアクション小説?このミス4位。
チープでポップなB級テイストあふれるストーリーで、
後半に行くにつれてチープさが増していくので、ラス前はちょっと萎えたが
ラストのどんでん返しがそれを補うに余りあるほど素敵。
ペーパーバック風の装丁もチープで作品にマッチしている。
『メアリー・ケイト』
・スウィアジンスキーって変な作家!
『愚者が出てくる、城塞が見える』
・題名も変更した新訳
『虎の首』
・しかしまあ現代おフランスでこういうのを書く人も居るしな。
『モーフィー時計の午前零時』
・チェス小説のアンソロジー。
SF、ミステリ、ファンタジーなどいろんなジャンルがぶち込まれており、
チェス自体を知らなくても楽しめると思う。
『ソウル・コレクター』
・リンカームライムも大分マンネリになってるように思うのだけど、つい読み入ってしまう。
『死せる案山子の冒険』
・今クイーンを読むならこのラジオドラマ集から読もう。分かりやすくクイーンの凄味が味わえる。
0549名無しのオプ
2010/02/16(火) 01:40:45ID:noGSbsBO・タロット+小説。巻末には、タロットカードが付属。
タロットで占ってその順に読むという読ませ方が面白い。
『ミレニアム3』
・書評家連中のバカみたいな持ち上げぶりは気にいらないが、まあ5位くらいなら入れようかという気になる。
『コーパスへの道』
・早川書房の現代短篇の名手たちシリーズ
『修道女フィデルマの叡智』
・短編だと歴史描写とかの時代モノな部分が削られて、名探偵モノの短編という味わいがしてくるね。
『大聖堂 果てしなき世界』
・群像劇としても年代記としても、今年1作を挙げるなら「犬の力」よりこれでしょう。
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