2chが選ぶこのミステリーがすごい!
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0001ラノベから来た
2006/12/17(日) 01:27:45ID:b3hmxYK40542名無しのオプ
2010/02/16(火) 00:59:01ID:noGSbsBO・次点はAnother。小説としては面白かったが、トリックが自作の使い回しだったのが残念。
・理不尽なホラーとしても、青春物としても面白かった。
・綾辻復活万歳
・全く厚さを感じさせない。雰囲気、ラストのサプライズと間違いなく傑作。
・リーダビリティの高さから。トリックに既視感はあったけど。
・綾辻はもう枯れたと思ってたのにそうではなかったのが嬉しい。
・実のところミステリとしてのサプライズよりも、ホラーや青春小説としての描写に惹かれた。人間が書けているw
・おかえり綾辻。著者が新境地を切り開いた新たな代表作。
・学園ものとしても幻想ものとしてもミステリーとしても読める良作
『三崎黒鳥館白鳥館連続密室殺人』
・ここまでやるかと感動した。奇蹟。
・作者のバカミス魂に感服。よくやるな〜。
・バカミスの領域を突き抜けて独自の境地に達した怪作。
・作者の戦闘的精神に敬意を表して。
・ここまでやるか! バカミスは突き詰めてこそという好例。
・誰も向いていない方向への全力疾走に謎の感動。
『密室殺人ゲーム2.0』
・前作とのリンクの仕方が好き。
・単純な続編ではなく、前作を踏まえた発展はさすが。
・前作よりトリックはいい。ただ、キャラクターは前作の王手飛車取りの方が好き。
・前作に負けず面白い。
・前作を超えて粒揃いのネタに感心した
『身代わり』
・随分久しぶりのシリーズだが全く色褪せてない。
・群を抜いているものが無かったことと、シリーズ信者補正で『身代わり』が上へと。
・犯人のキチガイっぷりに。よく考えれば考える程怖い。
・久々のタックシリーズも期待を裏切らぬ出来。
0543名無しのオプ
2010/02/16(火) 00:59:45ID:noGSbsBO・女性のドロドロ話が得意な作者の真骨頂。
・初読みだったが、この人はそろそろブレイクしそうな気も
『花窗玻璃 シャガールの黙示』
・文体その他を含めた総合評価。ミステリでありながら文学作品として素晴らしい。
・こだわりの表記による独特の雰囲気と周到な企みが光る快作。
『秋期限定栗きんとん事件』
・伏線回収が見事すぎる。
・ラストは2009年ベスト一行。
・人の心はミステリー
『ここに死体を捨てないでください!』
・『交換殺人〜』に並ぶ出来。エグザイルw
・呆れるほどの大仕掛けと驚天動地のカタルシス。
・バカバカしいスタートから一気に読ませ、最後は綺麗に着地するのが素晴らしい
『神国崩壊 探偵府と四つの綺譚』
・壮大なバカミス。その壮大さがいい。
・無駄な壮大っぷりに大満足。作中作が良い分、大本の事件がおざなり気味とか
変な萌えキャラっぽい助手とか、微妙な部分も見受けられたのでこの位置。
・全体としての完成度は決して高くないが、世界観は好きだし個々の短編のネタも良い
『リバース』
・実は名探偵の王道をいく痛い主人公。異形の最新型探偵小説。
・久しぶりの悪女ミステリーだから
『午前零時のサンドリヨン』
・青春ミステリ大好きなので。
・一応新人枠ということで、ベタ過ぎてちょっとあざといかなあとは思うけど。
・新人枠、悪くはない今後に期待
0544名無しのオプ
2010/02/16(火) 01:00:40ID:noGSbsBO・前例のあるトリックに斬新なアプローチで挑んだ意欲作。
・某メフィスト賞作家の3作目以来の衝撃!
『智天使の不思議』
・容疑者Xに対する二階堂の回答としても楽しめた
・十何年ぶりの良作。こういう長年に渡って事件を解決する作品に弱い。
『バレエ・メカニック』
・著者が新境地を切り開いた新たな代表作。
・第二部はミステリなので投票。想像力の嵐に流されるしかない凄まじい傑作。
『六つの手掛り』
・地味ながら技巧は泡坂妻夫並。
『踊るジョーカー 名探偵音野順の事件簿』
・見えないダイイングメッセージは秀作。ミステリ部分より、このキャラでの物語を期待したい。
・表題作と、「ゆきだるまが殺しにやってくる」が好き。
『鬼の跫音』
・ホラーでもどこかロジカルなのがこの作者らしい。
・鈴虫が強烈。
『密室から黒猫を取り出す方法 名探偵音野順の事件簿』
・気弱な探偵というキャラクターが面白い。
・“扱いにくいトリックをいかに効果的に見せるか”が見どころ。
『追想五断章』
・昨年出た3作ではこれが一番好き。
・出した三作がどれも水準を超えていた米澤氏からは本作を。
0545名無しのオプ
2010/02/16(火) 01:01:26ID:noGSbsBO・著者が新境地を切り開いた新たな代表作。
特に「嫌な話の帝王」平山夢明渾身の直球エンタメは興奮しました。
『チェーン・ポイズン』
・初本多でしたが、やられました。
『鷺と雪』
・収まるべき所に収めたマスターピース
『神器 軍艦「橿原」殺人事件』
・すべてが楽しめる教養や度量はないが、ちりばめられた各種内容をなぞるだけでも十分楽しい。
『ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。』
・これも初辻村。オチはやや弱いかと思ったが、途中読み手をぐいぐい引っ張るけん引力はさすが。
『ハーモニー』
・さよなら伊藤計劃
『花と流れ星』
・面白いのは「流れ星のつくり方」だけとか言われているが、それで充分、そのくらい好きな短編。
『絶望ノート』
・密室殺人ゲームも好きだけど、こちらの後味の悪さが秀逸。
『儚い羊たちの祝宴』
・奇妙な味テイストには弱いのです。堪能しました。
『リッターあたりの致死率は―THANATOS』
・作者の中でも1、2を争う出来。そもそも作者は読書メーターだと評価されてるしね
0546名無しのオプ
2010/02/16(火) 01:02:14ID:noGSbsBO・続編出す必要は無かったと思うが、期待に応える出来なのは流石
『福家警部補の再訪』
・倒叙形式のシリーズモノってあまり読んだことないから新鮮、警部補のキャラも良い。
『虫とりのうた』
・ただのホラーでは終わらない、まだ別の物語が隠れてそうな奥行きある作りがよかった
『1Q84』
・村上春樹はすごいと思える本でした。
『逃亡者』
・過小評価された作品かと。最近の折原作品は……という人にも。
『七つ星の首斬人』
・相変わらずのひねくれっぷりで安心した。
『無理』
・とにかく最後まで息をつかせぬ展開に萌え。
『魚舟・獣舟』
・文庫から出た伏兵の本作も粒揃いの短編集で見逃せない。
『ジョニー・ザ・ラビット』
・ハードボイルドパロディから本物のハードボイルドになる2部構成が秀逸。
『新参者』
・コンスタントな作者の技倆に敬意を表して。
『プリズン・トリック』
・小説としては粗が多いけどトリック自体は好き。乱歩賞から久しぶりに本格が出たのも考慮した
0547名無しのオプ
2010/02/16(火) 01:37:55ID:noGSbsBO・前作以上に面白い、爆笑必至。ワイルドは邦訳作全部好き。
・前作に負けない出来。今まで訳されなかったのが不思議。ワイルドは残り全部訳してくれ。
『荒野のホームズ、西へ行く』
・去年の過小評価大賞。エンタメ小説として異様な完成度。
・エンタメの見本のような良シリーズの佳作
『麗しのオルタンス』
・ひたすらお馬鹿なメタフィクション。全編が悪ふざけで構成されており、
全編通してニヤニヤしながら(時には爆笑しながら)読める。
・一歩間違えれば寒くなるのを超絶技巧で支えた怪作。
『災厄の紳士』
・フーダニット名人の技巧ぶりは本作でも健在
『騙し絵』
・遊び心に乾杯!
『ユダヤ警官同盟』
・歴史改変もので、チェス小説でもある。このミス3位。
前半がやや冗長。ミステリとしては、はっきり言ってつまらなかったが、
チェスをポイントとするハードボイルドなストーリーは楽しかった。
・ダメ男小説として楽しんだ
『解雇手当』
・スウィアジンスキーって変な作家!
・「メアリーケイト」は見掛け倒しだったが、これはスピード感があって読ませるサスペンス
『泥棒が一ダース』
・昨年度の断トツ。早川書房の現代短篇の名手たちシリーズ
0548名無しのオプ
2010/02/16(火) 01:39:55ID:noGSbsBO・説明不要。ウィンズロウがこんな傑作を出したのは感銘深い。
『世界名探偵倶楽部』
・新本格風味というか、日本以外に現代でこんなの書くのが居るんだから南米ミステリって変。
『バッド・モンキーズ』
・信用できない語り手もののアクション小説?このミス4位。
チープでポップなB級テイストあふれるストーリーで、
後半に行くにつれてチープさが増していくので、ラス前はちょっと萎えたが
ラストのどんでん返しがそれを補うに余りあるほど素敵。
ペーパーバック風の装丁もチープで作品にマッチしている。
『メアリー・ケイト』
・スウィアジンスキーって変な作家!
『愚者が出てくる、城塞が見える』
・題名も変更した新訳
『虎の首』
・しかしまあ現代おフランスでこういうのを書く人も居るしな。
『モーフィー時計の午前零時』
・チェス小説のアンソロジー。
SF、ミステリ、ファンタジーなどいろんなジャンルがぶち込まれており、
チェス自体を知らなくても楽しめると思う。
『ソウル・コレクター』
・リンカームライムも大分マンネリになってるように思うのだけど、つい読み入ってしまう。
『死せる案山子の冒険』
・今クイーンを読むならこのラジオドラマ集から読もう。分かりやすくクイーンの凄味が味わえる。
0549名無しのオプ
2010/02/16(火) 01:40:45ID:noGSbsBO・タロット+小説。巻末には、タロットカードが付属。
タロットで占ってその順に読むという読ませ方が面白い。
『ミレニアム3』
・書評家連中のバカみたいな持ち上げぶりは気にいらないが、まあ5位くらいなら入れようかという気になる。
『コーパスへの道』
・早川書房の現代短篇の名手たちシリーズ
『修道女フィデルマの叡智』
・短編だと歴史描写とかの時代モノな部分が削られて、名探偵モノの短編という味わいがしてくるね。
『大聖堂 果てしなき世界』
・群像劇としても年代記としても、今年1作を挙げるなら「犬の力」よりこれでしょう。
0550名無しのオプ
2010/02/16(火) 01:42:06ID:noGSbsBO2007 海外 >>52 コメント >>63-64
2008 国内 >>215-216 コメント >>221-224
2008 海外 >>217-219 コメント >>225-226
2009 国内 >>355-356 コメント >>362-368
2009 海外 >>357-358 コメント >>369-371
2010 国内 >>538-539 コメント >>542-546
2010 海外 >>540-541 コメント >>547-549
「2chが選ぶこのミステリーがすごい!2010」
紆余曲折ありましたが、今年もランキングを作成することができました。
投票してくださったみなさま、このスレを支援してくださったみなさま、
本当にありがとうございました。
このスレらしいランキングになったと思います。
それではみなさん、次回もぜひこのスレでお会いしましょう。
アディオス・フェアウェル・サヨナラ!
0556名無しのオプ
2010/02/16(火) 17:30:36ID:u3u9yEOo乙です。
読みたかった本を無事1冊読んで、さぁギリで投票だと思ったら
まさかのアクセス規制でした、次回は気をつけよう…。
0558名無しのオプ
2010/02/17(水) 06:34:19ID:QDIGvK88ってつまらんし、ありきたりだし、最低だった
こういう内容の小説って部落問題とか助長しないか?
資本があっち系の出版社らしいと言えばそれまでの下品さだったが。。
これだったら白丁小説でも出せよ
0559名無しのオプ
2010/02/17(水) 19:02:57ID:mkBBL++W【小説部門】候補作(タイトル50音順)
『Another』綾辻行人(角川書店)
『追想五断章』米澤穂信(集英社)
『花窗玻璃』深水黎一郎(講談社)
『密室殺人ゲーム2.0』歌野晶午(講談社)
『水魑の如き沈むもの』三津田信三(原書房)
0560名無しのオプ
2010/02/17(水) 20:43:13ID:iPlwHW6y0561名無しのオプ
2010/02/17(水) 21:18:45ID:X9VpwM3v/__.))ノヽ
.|ミ.l _ ._ i.) >>559は許さん!
(^'ミ/.´・ .〈・ リ
.しi r、_) |
| `ニニ' /
ノ `ー―i
0562名無しのオプ
2010/02/17(水) 21:44:54ID:mkBBL++Wスマソ
0563名無しのオプ
2010/02/17(水) 22:15:46ID:pyAu8CzM部外者立ち入り禁止って感じだわw
0564名無しのオプ
2010/02/18(木) 06:34:37ID:JSjek86Y0565名無しのオプ
2010/02/18(木) 07:21:30ID:e/MKLMeA0566名無しのオプ
2010/02/18(木) 07:23:43ID:JSjek86Y0567名無しのオプ
2010/02/19(金) 18:25:54ID:mpiA4yLV0568名無しのオプ
2010/03/06(土) 22:14:48ID:Dd9XCnpf0569名無しのオプ
2010/03/11(木) 07:59:43ID:O6Il06Xf『検死審問ふたたび』が1位に選ばれたのを知る。http://bit.ly/aTP5bp
訳者の方が反応してくれてたよ
0570名無しのオプ
2010/06/11(金) 23:11:41ID:wNz5x2gV0571名無しのオプ
2010/06/12(土) 01:27:14ID:PP2OA03X■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています