おしん、朝から鼻水、お加代さまの死に顔見て
幼いころの幸せな風景が走馬灯なのは視聴者も
完全にそうなるよね。

自分は前の再放送の時に飛び飛びで見てて、
加賀屋の子供時代は見てなくてこの回だったんだが、
それでもおしんにとって加賀屋が大切な
大恩ある家である事を、脚本と田中裕子の演技で
理解できたわ。おしんが狂気のように骨壺に抱きついた
場面が強烈だった。

お加代さまの転落は、よくあるサブヒロインに悲劇を
負わせるドラマ作りネタじゃなくて、スガ子は
この時代に実際にあった女性の苦しみを描き残すために
描いてる、作者の信念の根底が違うと思ってる。