「公」の感覚が欠乏する甲州人

まず「個」である自分が最優先で、次ぎに家族が優先される。
そして、その次ぎに自分が所属する最も身近な部落コミュニティが優先される。

この辺りまでは県外の常識では「個」の範疇なのだが、甲州人の感覚では、部落単位のご近所(つまり、殆んど親戚)がすでに「公」になってしまっている。


部落(親類)単位が既に「公」なので、親類間の事情がもっと大きな集団-組織にも通用すると思ってしまう。