宇宙飛行士の毛利衛さんの出身地、北海道余市町の余市宇宙記念館で16日、
「宇宙食館」がオープンした。土、日曜日と祝日には毛利さんが92年の初飛行時に
宇宙に持っていったとされる「おもち」の試食もあり、さっそく地元の小学生たちが、初めての宇宙食を味わった。

試食できるおもちは、フリーズドライで乾燥したもの。水に15秒ほどつけるだけで食べられる。
子どもたちは、おそるおそる水につけ、できあがったもちにきな粉をまぶして口に運ぶと「おいしーい」と歓声が。

宇宙食館では、宇宙食の歴史などを紹介するパネルのほか、ロシアと米国の宇宙食40品も展示。
試食は1日3回、1回につき抽選で20人までが体験できる。5月15日の野口聡一飛行士が初飛行に
持っていく、初の「宇宙ラーメン」も野口さんの帰還後、試食できる予定という。

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