作家・百田尚樹氏の小説で昨年の本屋大賞を受賞した『海賊とよばれた男』の文庫版上・下巻(7月15日発売・講談社)が、
7/28付オリコン週間“本”ランキング(集計期間:7/14〜7/20)の文庫部門で上巻が1位、下巻が2位に初登場し、
ワンツー・フィニッシュを達成した。

同文庫の週間売上部数は上巻が13.0万部、下巻が9.9万部。2012年7月発売の単行本上巻(累積94.7万部)・下巻
(累積82.0万部)と、今年6月発売のコミック第1巻(累積1.5万部)の同日時点での売上部数を合わせると、
『海賊とよばれた男』関連書籍の総売上部数は201.1万部となり、200万部の大台を突破している。

 百田氏による文庫部門首位獲得は、『永遠の0』(2009年7月発売)と『プリズム』(今年4月発売)に続き通算3作目。
同一タイトル上下巻の文庫部門1位・2位独占は、和田竜氏の『のぼうの城』(2010年10月発売)が2012/11/12付で
達成して以来、約1年8ヶ月ぶりとなる。

http://www.oita-press.co.jp/1009000000/2014/07/24/ORI2040127