京都府警ハイテク犯罪対策室と宇治署は21日、他人のIDなどを使ってインターネットのオンラインゲームをしたとして、不正アクセス禁止法違反の疑いで京都府宇治市折居台、専門学校生高瀬寛之容疑者(24)を逮捕した。

 宇治署によると、高瀬容疑者がアクセスしたゲームは韓国で始まり、世界的に流行している「リネージュ」。参加者はさまざまなアイテムを得ながらゲームを進める。高瀬容疑者は「他人のアイテムを得て、キャラクターを強くしたかった」と供述しているという。

 調べでは、高瀬容疑者は昨年11月19日から20日の間、8回にわたり、宇治市宇治の男性(34)のIDとパスワードを無断で使用し、自宅のパソコンなどから「リネージュ」のサイトにアクセスした疑い。

 男性が得たアイテム898個を盗んでいたという。