人民日報より
http://www.people.ne.jp/2006/11/13/jp20061113_64900.html
中国国籍の朱大衛投手 西武ライオンズと契約

上海出身の朱大衛投手(18歳)は7年前、母親と一緒に日本に渡った。
朱投手はこのほど西武ライオンズと契約書を交わした。
朱投手は将来の夢について「2、3年間以内に一軍入りし、退団したら、上海に帰って野球のコーチをする」と述べている。

中国野球協会の申偉秘書長は、朱投手の前途は計り知れないとして、次のように述べた。

   プロ野球に入れば、プロとしてより専門的な訓練を受けるため、球速はまだまだ伸びる可能性がある。
   中国の野球チームに不足しているのは優秀な投手で、我々は朱大衛選手に非常に注目している。
   現在まだ高校を卒業していないので、我々は練習時間などの問題について日本プロ野球連盟と協議中だ。
   来年のアジア野球4強大会では、彼は中国チームのユニフォームを着て登場することになるだろう。

ナショナルチームに入ることに触れると、朱投手は期待に目を輝かせ、「もっと練習して強くなり、さらに速い球を投げたい」と気を引き締めた。
母親の劉さんは、「日本での生活も7年になったけれど、私たちは自分たちの国籍を変えるつもりはありません。息子が中国のナショナルチームのメンバーとして試合に出ることが家族全員の夢です」と語る。