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タイムスリッパー

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0001創る名無しに見る名無し2010/02/11(木) 15:38:26ID:68I/v4IK
主人公がタイムスリップします。
0002創る名無しに見る名無し2010/02/11(木) 15:40:16ID:68I/v4IK
うだるように暑い月曜日の午後。
いよいよ夏休みを目前に控えた前期末試験が始まっていた。


初日の今日は、午前で終わりだ。


今年から高校生になった佐藤は、友人の本谷と一緒に帰路についていた。



「やべー、俺、地理絶対赤点だわ」


そういって下をうつむきため息混じりに肩を落としたのは
本谷だ。


「まあ、本谷は地理は中学のころから苦手だったからな。
大丈夫だよ まだ前期だし単位は落とさないって」


そういって本谷を慰めているのは佐藤だ。


中学のころから落ち込んだときの本谷を慰めるのはもっぱら佐藤の役割となっている。


「はぁ・・・。あ、もう家かよ。じゃあな佐藤。いつもなぐさめてもらって悪いな。」


そういうと、手を振りながら家の中へ入っていった。
0003創る名無しに見る名無し2010/02/11(木) 19:34:17ID:rJvnUYQE
いえーい
0004創る名無しに見る名無し2010/02/11(木) 19:43:36ID:rJvnUYQE
ぴんぽーん。

誰だろう、本谷はドアをガチャリと開けた。あまりにも無警戒過ぎる。

佐藤が立っていた。
続けざまに佐藤が、

「もうさ、タイムスリッパー使うわ。」

本谷は返した。
「押売ですか、スリッパは間に合ってますけど。」
「スリッパじゃない、スリッパー。」
「意味がわかりません。」

なんと本谷は記憶を失っていた。
佐藤は唖然とした、さっきそこで手を振って分かれたやん。
この時ばかりは佐藤、幼少前に居た大阪の訛りが出た。

本谷がドアを閉めようとした次の瞬間、佐藤はドアに手をかけた。
刹那本谷ドアを目一杯ひっぱり、佐藤はドアに手を挟まれた。

「あいたーーーーーーーー!!!!!!!」
佐藤は絶叫した。

しかし、その一件もあり佐藤はなんとか本谷の生家に潜り込むことができた。
0005創る名無しに見る名無し2010/02/19(金) 22:04:23ID:6Hm5n1zr
だがそこは青森県だった
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