>>875続き


監査官「ほらっ」ポイ
ドサッ
魔術師「何、この包み?」
監査官「開けてみろ。ああ、罠じゃない。安心しろ」
魔術師「いったい何だって……こ、これは!?」
監査官「わざわざお前のために取り寄せた」
魔術師「バカな、これを正規ルート以外で入手することなど不可能。かと言って正規ルートなんて考えられない」
監査官「忘れたのか?この国の王と大国の皇后は兄妹だぞ」
魔術師「なるほど、国交か」
監査官「とはいえ、入手するのは中々骨が折れたぞ。その大国のメイド服は」
魔術師「……」
監査官「俺たちに降れ。そうすればそのメイド服はお前のものだ」
魔術師「ふふっ、分かってるじゃない。でも残念ね。私はメイド服マニアだけどそれ以上に腐女子。私をなびかせるにはまだ足りn」監査官「大国の騎士団はイケ面揃いの男の園」
魔術師「そ、それがどうしたのよ?」
監査官「俺は互いの国の防衛視察という名目で大国の騎士団を訪問する」
魔術師「ゴクッ」
監査官「その場には宮廷書記並びに姉騎士、王子も共に訪れることになる」
魔術師「何が言いたいの?」
監査官「世話役のメイドを数人連れて行くことも可能だ」
魔術師「まさか!?」
監査官「興味ないか?」
魔術師「くっ……」
監査官「どうする?」